生麦小学校には、日本のほかに中国やネパールなど12の国につながる子供たちがいます。その子たちは教室での授業のほかに、少人数で日本語を学習する「国際教室」で授業を受けることもあります。今日は、4年生と5年生の子供たちが国際教室で学習していました。

 

 4年生の子は、カタカナで「コアラ」や「ペンギン」などの動物の名前を書いたり、声に出して読んだりする練習をしました。回を重ねるごとに書くことも読むことも上手になっています。また、5年生の子は、国語の時間に学習している点字について、iPadを使って調べていました。Googleマップで学校や家の近くの映像をうつし、「こんなところに点字ブロックがある。知らなかった。」と驚きながら確認していました。

 

 国際教室では、様々な国の子や違う学年の子が一緒に学習することもあります。みんなとても仲良く学習し、教室とはまた別の顔を見せてくれることもあります。国際教室で日本語が上手になり、自信をもって教室で授業を受けたり友達と遊んだりする姿が見られると、とても嬉しくなります。

 これからも、生麦小の子供たちが自分と違う国の友達と過ごす中で、互いの文化や習慣の違いや良さを認め合い、尊重し合う心を育んでほしいと願っています。そして笑顔があふれみんなが仲良く過ごすことのできる生麦小学校をつくっていきたいです。