夏休み明け2日目。今日も非常に暑い一日でした。暑さ指数も熱中症が起きる恐れがある値となり、校庭は使用できませんでした。

 

 そんな中、教室では、「自分の力で解決する」授業が多くありました。これまで学習してきた内容を活用し、自分の意見を伝えたり、新たな作品を作ったり、していました。このような力は、これからの子どもたちに必要な力の一つと言われています。

 

 図工では、自分で画用紙に葉っぱを描き、それを何枚も作って、自分のイメージに合うよう貼り合わせて作品を作っています。木が成長するように、葉が風に舞い散るように、地面に落ちてしまったようにと。それに合わせ、最初に作る葉っぱの色も変えていくことになるでしょう。近くの席の友達と、意見を交えながら考えていました。

 個別支援学級では、目の細かい網に絵の具をつけ、ブラシでこすり、星空を描いていました。自分の好きな星空を描こうと、試行錯誤して作品づくりに熱中していました。

 同じように、算数では数人で課題を解決しようと話し合ったり、国語では自分の好きな俳句を選び、その理由を伝えあったり、理科では台風はどのように動くのかを予測したり、音楽ではみんなで、上手にリズムを取り合う授業などをしたりしていました。

 自分で課題を見つけ、それを自分で解決していく。そのような体験を、少しずつ行っていくことは、大人になり大きな問題を処理するとき、自分一人で解決するだけではなく、チームで取り組んで解決に向かう大切さの素地になるように思います。子どもたちが楽しそうに考え、話し合っている姿が印象的でした。