実施日:平成30年6月13日(水) 場所:横浜市歴史博物館

 梅雨の時期ですが天気にも恵まれ、6年生初めての社会科見学へ無事に行ってくることができました。

 大塚・歳勝土遺跡では、縄文や弥生時代の人々の暮らしの工夫を見つけてきました。家族が快適に過ごせるよう、竪穴住居では、土地の高さよりも低いところに広さを作ることで涼しく感じられることが分かりました。住居跡の大きさに驚いたり、高床倉庫にある米を守るための工夫に気付いたり、実際に施設を見ることによって発見している姿が多くみられました。また、進んでガイドさんの話に熱心に耳を傾け、気になることがあるとすぐに質問をして解決しようとしていました。

 歴史博物館では、多くの歴史にふれ、先人の知恵や工夫を学びました。当時の人々の生活や使われていた道具の特徴をとらえ、熱心にメモをとっていました。また、体験コーナーでは火おこし体験ができ、何度も力を加えることによって火をつくりだしていたことを、楽しみながら学ぶことができました。

 集団の中で決まりを守って行動することも意識していってきました。地下鉄で40分ほど乗り続けましたが、お客さんや周りの友達を気遣いながら静かに乗ることができました。空いている席を見つけると、自分から周りの人へ声をかけて席を譲る姿が何度も見られ、乗り合わせた乗客の人たちからも笑顔が出たりお褒めの言葉をいただいたりする場面がありました。「日下小学校の代表として校外学習へ向かうぞ!」という大黒柱としての意識がより高まった1日でした。

 来月は鎌倉見学、そして9月は日光修学旅行です。6年生の歴史の旅はまだ始まったばかりです。