10月28日(木)5年生と山梨県都留市まで校外学習で林業体験に行ってきました。校外学習は、社会科で学習した林業について実際に体験するという目的があります。しかし今回は、それ以上に子どもたちの「心の解放」の大切さを考えさせられた一日でした。

 バス車内では、係の児童を中心にレクリエーションを行っていましたが、とても楽しそうにいつまでも続けていたい様子でした。

 現地の雄大な自然に囲まれているだけで心が軽くなる感じがしました。間伐体験では、不慣れなノコギリに汗をかきながら苦戦している様子や檜を倒すためにロープを引くのですが簡単には倒れないため、皆で声を掛け合いながら一心不乱に挑む姿がとても印象的でした。苦闘の末、見事倒したときは自然と歓声と拍手が起きました。

 心の底から笑うこと、ヘトヘトになる程疲れること、一心不乱に活動することなど、日常の中でそのような機会が失われてきたとすれば、そこに危機感をもたずにはいられません。

 今、学校が目指すべきことは、子どもたちの心を解放する機会を作っていくことだと強く感じました。

 

 最後に、お世話になりました「南都留林業組合」の皆様には心から御礼申し上げます。ありがとうございました。