おすすめの本(5月)
学校司書の姫野先生に、おすすめの本を選んでもらいました。
【低学年向け】
『もりのえほん』(安野光雅)
文字のない絵本。静かな森の風景。でもよーく見ると、たくさんの動物たちの姿が。その数130あまり。さあ、探してみましょう!
『ひゃくにんのおとうさん』(中国の昔話)
エピソードを繰り返す、昔話の定型。先は予想できても、出来事は奇想天外です。スケールの大きさは、さすが中国!
【中学年向け】
『あまんきみこ童話集 1~5』(あまんきみこ)
第2巻は、国語の教科書にも載っている『白いぼうし』の空いろのタクシーシリーズ。少しだけ宙に浮いたような、心優しいファンタジーです。
『長くつしたのピッピ ~世界一つよい女の子』(A.リンドグレーン)
自分の価値観を持った、自由で真っすぐなピッピ。「正しいと思うことを、ユーモアをもって貫き通し、子どもたちのためにいちばん大切なものを守る努力を続けた(ピッピ展HPより)」そんな作者の思いが込められた物語です。
【高学年向け】
『緋色の研究』(コナン・ドイル)
シャーロック・ホームズシリーズの第1作。相棒・ワトソン博士との出会いの後、早速起こる事件とは…?TV版『SHERLOCK』他、映像作品を見る前に、ぜひ原作を読んでください。
『チョコレート工場の秘密』(ロアルド・ダール)
『ロアルド・ダールコレクション』第1巻にして、映画『チャーリーとチョコレート工場』の原作。ブラックな風味が効いた、一筋縄ではいかない児童文学。他のダール作品も皮肉がたっぷり、ダメな大人たちがやっつけられる様子が痛快です。
読む本を探している人は、参考にしてください。箕輪小学校図書館にも置いてあります。