自然教室のご報告が2日目で止まってしまっていました…。

今日、校内である生徒に「先生、『学校のようす』の更新まだですか?待っています」と声をかけられました。

月曜日に更新するはずが、今週も気づけばもう木曜日。あっという間ですね…。

自然教室3日目の朝です。ホテルのロビーから見える景色は、朝霧が晴れて遠くが見渡せるほどでした。

天気予報では雨の予報も出ていたので、職員もほっと一安心。

 

出発前、ホテル前で退館式。お世話になったスタッフの方々にご挨拶。

感染症がおさまりきったわけではない中で受け入れてくださった八子ヶ峰ホテルの皆さまには感謝してもしきれません。

感染症対策のためにさまざまな準備もしていただきました。ありがとうございました。

 

一行はホテルを後にし、鷹山ファミリー牧場へ。ここにきて雲行きがいよいよ怪しくなります。

学級写真を撮影後、クラスごとに分かれて体験活動へ。

牧場内では様々な体験ができますが、一貫して「命の大切さ」を問うスタッフの方々からのお話があります。

「魚つかみ」では、場内を流れる小川(写真右)に放流した、生きた魚を手づかみ&丸焼き。

もうこれだけで語る必要のないほどに「命」を感じられます。

以前この体験をした元気の良い生徒でも「魚がかわいそう…」と命を感じ、涙を流す生徒もいたくらいです。

「乳しぼり」では、乳牛の一生についての説明を聞きます。どの生徒も真剣に乳しぼりを行い、牛乳のありがたみを感じていました。

 

こちらはアトラクション色の強い「トラクター体験」。運転ではなく、野菜の気持ちになって(苦笑)荷台に乗車します。

これがなかなかの迫力で、ちょっとした遊園地気分。必死で格子につかまり、振り落とされないよう頑張っていました。

屋外での体験活動の終わりごろに雨が降りはじめ、ちょうどよく屋内での「ソーセージ&バターづくり」が始まりました。

牧場よろしく、ここでは牛肉を使ってのソーセージづくり。ひき肉をねり、班で協力して腸詰を行い1本のソーセージにしました。

上の写真は、蒸し上げる前のソーセージ。タグをつけて、どの班が詰めたかわかるようになっています。

バターづくりでは、1人1瓶をもち、生乳をひたすらシェイク。

「10分間、瓶を連続して振り続ける(=途中でやめるとバターができない!)」という事前説明におびえる2年生。

10分間のスタッフの方のマイクパフォーマンス(?)も上手で、みんなで楽しく瓶を振りました。

少し見づらいのですが、瓶の中にバターの塊ができています。

蒸しあがったソーセージ、自分で作ったバターとパン、牧場でとれたジャガイモ。

たくさんの命をもらって食事をとることができている、ということを学んだ上での「いただきます」は、いつもと違った挨拶になったようです。

 

3日間、大自然の中で様々な体験活動を、大きなトラブルなく行うことができました。

また、元気よく、笑顔いっぱいで活動することができた2年生のみなさん、本当にお疲れさまでした。

来年の修学旅行も、実りある体験がたくさんできると良いなと思います。

 

次回は「修学旅行編」をお届けします。来週には1年生の遠足もあります。早く更新せねば…苦笑。