2024年のある通信キャリアの調査によると、関東圏の小学4~6年生の約52%がスマートフォンを所有しているそうです。

また、夏休みや年末年始、年度替わりは、新たに所有する子どもが大きく増える時期でもあります。

スマートフォンをはじめとした、ネットワークデバイスは現代の暮らしではなくてはならない道具となっています。

そんな便利な道具を安全に使うために、この日の5校時に、5・6年生対象の情報セキュリティ教室を開きました。

今回が外部の方を講師にお招きし、クイズや質問を交えながら、スマートフォンなどを使う際に気を付けることを学んでいきました。

 

例えば、パスワード文字数と暗号強度のクイズでは、自分たちは十分だと思う文字数でも数分で破られてしまうことを知り、驚いていました。

その他にもSNSにアップした写真から場所やその他の詳細な情報を知られる例があることも知りました。

子どもたちにとっては知らないことが多く、高い関心をもちながら学ぶことができました。

30年前にはほとんど考えもしなかったことを、常識として知る必要がある時代となりました。

さらに30年後の社会に生きる人は、今の自分たちが予想だにしない道具を使い、課題に向き合うことになっているかも知れません。

子どもたちが社会に変革を与える便利な道具を安全に使い、幸せに暮らす力を伸ばしていきたいと感じた情報セキュリティ教室となりました。