5年 足柄宿泊体験学習
実施日:平成28年9月14日(水)～16日(金)
場所:足柄ふれあいの村・箱根方面・小田原方面
スローガン
「Let's Try!! 自然とふれあい 協力し 最高の思い出をつくろう in 足柄2016」
6年生の日光修学旅行に続いて、5年生の足柄宿泊体験学習が2泊3日で行われました。
5年生87名が1人も休むことなく、当日の朝を迎えることができました。この日のために、スローガンやテーマソング作り、野外炊事練習会、キャンプファイヤー練習会など、7月から計画的に様々な準備を行ってきました。自分たちで作り上げてきた成果を発揮する3日間となりました。
1日目は、降雨のため予定していた箱根ハイキングを取りやめて、「生命の星・地球博物館」を見学しました。行動班で協力して、様々な展示物を見学することができました。
お弁当を食べる頃には雨も止み、青空が出始めていました。いよいよ足柄ふれあいの村へ出発！村では、優しい係の方が迎えてくださり、入村式を行いました。自然いっぱいの足柄での生活にワクワクした表情でお話を聞く5年生たち。自分たちの生活するロッジに入室して、みんな大変うれしそうでした。
避難訓練の後は、炊事場に移動し、野外炊事のカレーライス作りがスタート！野外炊事班は、学級混合の9名～10名で構成され、これまでに何度も話し合ったり、実際に調理したりして練習してきました。火起こし係、カレー係、ごはん係がそれぞれの作業を行い、協力しておいしいポークカレーライスを完成させることができました！後片付けもみんなで手伝い合って立派でした。
夜は、日が暮れて真っ暗の村内を虫の声を聴きながらナイトウォークを楽しみました。
2日目は、午前中に県立21世紀の森で林業体験を行いました。インストラクターの方々と一緒に自然散策を行い、林業の大切さについて遊びを通して、体験しながら学ぶことができました。
午後は、2班に分かれて、本間寄木美術館で箱根寄木細工体験、水産技術センターで水産業について学習しました。箱根寄木細工体験では、様々な寄木を組み合わせて、一人ひとりがオリジナルのデザインのコースターを作り上げました。みんな出来上がったコースターを大切そうに見つめていました。おうちの方へのよいお土産となりました。
ふれあいの村に戻って、夕食の後は、みんなが楽しみにしていたキャンプファイヤー！ふれあいの村に住む火の女神様からいただいた火を大切に点火し、大きくなった炎を囲んで歌やダンス、ゲームで大盛り上がりしました！
3日目は、退村式を終えた後、箱根に移動し、畑宿清流マス釣り場で「マスのつかみどり」を行いました。朝方に小雨が降り心配しましたが、無事お天気も回復し、行うことができました。天然の川の水を引いた池でマスを捕まえます。すばしっこいマスをなかなか捕まえることができず苦戦していましたが、なんとかみんな一人一匹ずつ捕まえることができました！それを塩焼きにしてもらって、お弁当と一緒においしくいただきました。自分たちで捕まえたマスは格別のおいしさだったようです。川遊びも楽しみました。
5年生87名全員が無事学校に到着し、3日間の活動を終えました。子どもたちは、活動を通して、自然体験の楽しさや、仲間との協力の大切さなどを学んだことでしょう。この経験を今後の生活に活かしていけるように支援していきたいと思います。
体調管理や当日の準備、お見送り、お出迎えなど保護者の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。
