8月31日(木)

 9月1日の「防災の日」を前に、総合防災訓練を行いました。9月1日は関東大震災からちょうど100年になります。

 震度7以上の大規模地震が発生し、校内で火災が起こり、放送機器も使えない想定での訓練です。

 暑い中での訓練でしたが、みんな総合防災訓練の意義を理解し、「おかしも」を守って避難することができました。

 首都直下型地震は、今後30年以内に70%の確率で起きるとされています。直下型地震の場合は、揺れるのは最初の20秒程度で、その20秒を生き抜くことが重要だそうです。

 そのためには、家具や家電などをきちんと固定することが大切だそうです。2022年のある調査で、家具や家電を全て固定していると回答した人の割合は、わずか3%だそうです。固定してあるかどうかが生死を分けることもあるそうです。

 学校でも、再度、倒れたり、落下したりするものがないか確認をしていますが、各ご家庭でも転倒、落下、移動して危険なものがないか確認し、ぜひこの機会に固定することをおすすめします。

 大きな地震を経験した方の話では、万が一の時には、「備えておいたことしか役に立たない」とのことです。このような訓練1回1回を大切にするとともに、どんなことが起こるのか想像力を膨らませて備えておくことが大切だと考えます。

 この機会にご家庭でも防災についてお子さんとお話をしてみてください。