5月12日(金)

 教育実習生が5月8日から本校で4週間の教育実習を行っています。

 教員の授業や教員が子どもたちと関わっている姿を見て学んだり、実際の子どもたちとの関わりから学んだり、教員から直接話を聞いたりしながら学んでいます。

 教科の代表の教員が示範授業を行っています。今日は、6年生の社会科の歴史の授業がありました。昔のお札を見るところから授業が始まりました。お札に描かれた「聖徳太子」に注目し、「何をした人なのか」という子どもたちの疑問をもとに授業が進んでいきました。

 教員があらかじめタブレットのロイロノートに「聖徳太子」に関連する資料を用意しておき、子どもたちはその資料などを参考にしながら「聖徳太子」がどのようなことをした人なのかを調べ、最終的には、1文で「~しようとした人」とまとめました。

 子どもたちは、タブレットをうまく活用しながら調べ、自分の考えをまとめ友達と共有したりしていました。

 実習生には、自分が小学生の頃、受けてきた授業と、タブレットが導入されてからの最近の授業との違いなども感じられたのではないかと思います。

 来週以降、指導教員の指導を受けた実習生による授業も始まります。この4週間の実習を通して、学校現場や教師の仕事を理解してもらうとともに、子どもたちとのふれあいを通して、教員の仕事のやりがいや魅力を感じてもらい、教師になりたいという思いをより強くもってもらえたらうれしいです。