まだ3月のことです。6年生が卒業式に出る前に、自分たちが作った150周年記念品である手拭いを商店街のご協力もあり、販売をしました。品質も良く、企業との契約があるので安売りはできません。「手ぬぐいの良さは…」「デザインのポイントは…」自分たちで作った手拭いなので、ポイントは頭にしっかりと入っているので、上手なセールスを行っていました。わずか1時間の間にかなりの売り上げを得ることができました。

 この売り上げをどうするか、手ぬぐいを作るためにかかった費用は150周年の口座に戻しました。6年生が売り上げた純利益は、子どもたちと先生に託しました。卒業式の前日に出した答えは「学校にいけない子どもたちのためになるようにする」ことでした。金額は58,300円、最後の「大岡」の活動の話し合いを受け、担任が責任をもって振り込みを行いました。