南区のさくら祭は、コロナ前には数万人が集まる大きなお祭りでした。大岡川沿いの桜を見に来る人達も多くいますが、何よりも地域の方がこのお祭を支えて、続けているおかげでしょう。4年生の社会の学習で地域でうけつがれてきたものについて、南区さくら祭の実行委員である地域の方にお話をうかがいました。子どもたちからも次々に質問がありましたが、昔の大岡小の話が出てきました。大岡川が今よりずっと汚れていたころに、鯉を放流したそうです。今も元気に泳いでいる大きな鯉はそのころのものが大きくなったのではないか、ということでした。そのころの周年行事(120周年)のデザインに鯉が描かれていました。鯉のおかげでまちとしても「川をきれいにしよう」という気運が高まったそうです。