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実施日時:令和4年7月20日(水)5年1・2校時、6年3・4校時

場所:本校プール

 衣服を着用した状態で水中に落ちた場合、濡れた衣服が体にまとわりついて、泳ぎの得意な人でもおぼれてしまうことがあります。「着衣水泳」を一度経験することで、水難事故の際の生存率を高められると考えられます。

 「命を守る水泳教室」としてウォーターセーフティ学習(着衣水泳)を5年生と6年生で実施しました。今年度は、ザバススポーツクラブ金沢八景から2名のインストラクターの方を本校にお招きして、指導していただきました

 最初に、水中を水着だけを着て動いた後、その次に衣服を着て水の中を動くことで、とても重くて動きづらいということを体感することができました。水を含んだ衣服は想像以上に重くなり、子どもたちはプールサイドに上がる動きだけでも一苦労していました。

 水の中に落ちたとき、泳げる人ほど泳いで岸までいこうとしておぼれてしまうので、浮いて待つことが大切だと学びました。一人ひとり大の字になって水に浮く方法を教わり、練習して上手にできるようになりました。

 浮くのも難しいのでペットボトルなどのものがあると、さらに長い時間安心して浮いて待っていることができることを教わり、もしおぼれている人を見かけたら、ペットボトルなどを投げて助けてあげるとよいことを知りました。

 短い時間での学習でしたが、どの子も、約束を守って、真剣に学習していました。夏休みに多くなりがちな水難事故で、子どもたちが命を落とすことがないようにと願うばかりです。

 今回、子どもたちに分かりやすくご指導してくださったザバススポーツクラブ金沢八景の方々、ありがとうございました。