3校時、義足で陸上競技をされている方を講師としてお招きし、6年生が交流する機会をもちました。これも人権週間の取組の一環です。講師の先生は、病気で右足を切断することを余儀なくされたのですが、元々体を動かすことが好きで陸上競技で国体を目指したいと思うようになったそうです。そして、その夢をかなえるため義足装具士さんのもとを訪れ、陸上競技をするための義足を作っていただくお願いをしたそうです。その後、厳しい練習にも耐え国体出場の夢をかなえたということでした。講師の先生は、ご自分の義足を「『自慢の義足』なので、みんなに見てもらいたい。」と仰っていました。6年生は、その義足を実際に手にして見せていただきました。

 講師の先生の「やりたいことは出来るうちにやる。」、「義足になったことで前よりやれることが増えた。」といった前向きな言葉を聞いて、最近自分が挑戦しようか迷っていることをやってみようという思いをもった子もいました。