コーチング授業の第4回目が行われました。今回で最後となるコーチングですが、子どもたちのコミュニケーションスキルが上がったように感じます。

 今回は、「チームビルディング」をテーマにした活動をしました。ストローとセロハンテープ1台、はさみ1本を使い、4~5人グループでストロータワーを作る活動です。始めに、10分ほどでチームのメンバーの性格などから役割分担をし、イメージ図や作戦を立てました。このゲームでは、できるだけ高くタワーを作れたチームが勝つということもあり、どのチームも時間いっぱい活動しました。タワーを建てる時間は20分間。途中で倒れることや設計図のようには建たないという試練にもぶつかりましたが、そこでこそチームワークがカギとなり、作戦を練り直したり、補強したりと工夫して取り組むことができました。

 今まで4回の集大成となる今回の活動を見ていると、みんなで協力することで成功することができるという経験を毎回積み重ねることで、子どもたちも日々の生活にも生かせるスキルが身に着いたように感じます。

 ここから委員会活動などで下級生に引き継ぎをする時の言葉かけや説明の中にもコーチングで学んだコミュニケーションの大切さを生かしてほしいなと思います。