◆なぜ 「持続可能な開発のため教育( ESD )」なの?◆
 今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。つまり、ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。

 2017 年 3月に公示された小学校学習指導要領において、「持続可能な社会の創り手」育成 が掲げられており、各教科においも関連する内容 が盛り込まれていす。 そこで、みなとみらい本町小学校では、環境、平和や人権等のESDの対象となる様々な課題への取組をベースにしつつ、環境、経済、社会、文化の各側面から学際的かつ総合的に取り組むこととしました。


◆持続可能な開発目標(SDGs)とは? ◆

 “2030年までに貧困に終止符を打ち、持続可能な未来を追求しよう”

 大胆かつ新しい「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が2015年9月に国連総会で採択されました。そこに盛り込まれているのが、世界を変えるための17の目標「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」。途上国も先進国も含めた世界中の一人ひとりに関わる取り組みで、2016年1月から実施が始まっています。

 みなとみらい本町小学校では「SDGsの達成に向けて、自分たちはどんなことができるのか。」を、子どもたちの発達段階に合わせ、地域の課題と関連付けて取り組んでいます。学校や地域など身近な課題解決の先に、SDGsの達成があると考えたからです。このような活動を通して、子どもたちに、社会の一員として主体的に判断社参画よ うとする力や 、自分たちの生活を よりくする ために行動しうと力を育てることにも つながると考えています。


** 関連文献 **********************

◇文部科学省

http://www.mext.go.jp/unesco/004/1339970.htm

◇国連広報センター 

http://www.unic.or.jp

 

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