家庭科では整理整頓の学習をしています。整頓をしていくと、もう使わなくなったものや必要のないものなどの不用品がでてきました。この不用品をどうするのかが今回の学習の課題です。「いらなくなった布を使ってマスクを作ったよ」「詰め替え用をお家で使っているよ」といった家庭で実践していることを振り返りながら、工夫して使う方法を考える子どもたち。他にもリサイクルの方法がないかと疑問をもちました。

 そこで、リサイクルにくわしい、西区役所資源化推進担当の方、資源循環公社の方からお話を聞くことになりました。今回はオンライン授業で、リサイクルの方法や資源の使い道などを教えていただきました。

   

 上の写真は、ペットボトルの破片を水に浮かべたものです。上に浮いているのがキャップ、下に沈んでいるのがペットボトル本体です。材質が違うことを体感し、分別の大切さを実感することができました。分別されたペットボトルは、熱を加えると糸状になり、それを使って布を作ることができます。ペットボトルでできた布が一人一枚ずつ配られました。これからの家庭科の授業では、この布を使ってマスクを作っていきます。 

 実は、布を包んでいた包装袋も脱プラ。レンゴー株式会社さんが開発した木材由来素材のセロハンを主原料としています。プラスチックのように見た目は透明ですが、紙に近い特性をもち生分解されるフィルムです。SDGsの12番にもある「つかう責任」を一人ひとりが改めて意識することができました。