全校集会 ~気配から気配りへ
10月3日は全校集会でした。
全校集会では下記のようなお話をさせていただきました。
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秋の気配を感じる季節となりました。
皆さん、秋の気配を感じていますか?
先日、ある方とお話ししていて、名人は気配を読むというお話がありました。
剣道部の皆さんは知っていると思いますが、剣道も名人の域に入ってくると、
四方八方からかかってくる場面を想定することもあるのだそうです。
前は見えるけど、後ろはどうやってわかるの?
気配、なんだそうです。気配を感じて、打つ。
野球選手のイチローも名人。プロフェッショナルと言われていますね。
プロフェッショナルは日本語で言うと、玄人。素人に対して玄人です。
玄人って、暗いところが見えるというところから玄人という言葉になったそうです。通じていますよね。
イチローは、毎日毎日練習を欠かさず、気配を感じながらバッターボックスに立つ。
どんな球がどんなふうに来るのか…気配を感じられるからパン!と行けるんでしょうね。
ところで、気配とは、どんな漢字を書きますか?
「気を配る。」
そう、気を配らない人には気配は読めないんです。
皆さん、気を配っていますか?
合唱コンクールも近い中、クラスのお友達に気を配りながら練習をしていますか?
毎日のコツコツとした結果は、必ず合唱コンクールの日に出ます。
イチローがバッターボックスに立つには、その前の日々の一瞬一瞬の努力と気配りがあるからなんですよね。
なかなか気を配るのは難しいことですね。
中川西中学校の皆さんは、どうか気を配れる人になってほしいと思います。

登録日: 2016年10月3日 /
更新日: 2016年10月3日