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 実施日:令和5年12月22日(金)

場所:各教室

 冬休み直前のこの日、第5回重点研授業研究会が行われました。

 「自分から進んで学び合おうとする子どもの育成~既習のつながりを大切にした授業づくり~」を研究主題として、本校では、全学年で算数少人数指導を重点研究しています。

 今日は、今年度5回目となる授業研究会が行われ、2年松﨑教諭、3年中田主幹教諭、6年石田教諭の授業公開をしました。

 2年松﨑教諭の授業では、「かけ算(2)九九をつくろう」の単元で、「●の数を同じ数のまとまりとしてとらえ、かけ算を用いて工夫して解き、自分の考えを友だちに説明することができる」を本時目標に、アレイ図を用いて、同じ数のまとまりになるようにそろえて、かけ算を使って求めることができるように、考えを深めていました。

 3年中田主幹教諭の授業では、「分数を使った大きさの表し方を調べよう」の単元で、「分数の表し方と仕組みに着目し、同分母分数の加法の計算方法を考え、リットルます図や数直線などをつかって説明することができる」を本時目標に、2つのジュースの量(3/10と2/10)を合わせると何リットルになるのかを求めるための計算の仕方について、図や数直線などを使って考えを深めていました。

 6年石田教諭の授業では、「並べ方と組み合わせ方」の単元で、「組み合わせ方について、落ちや重なりのないように調べる方法を考え、図や表をなどを用いて調べることができる」を本時目標に、4人でじゃんけんをし、1対1で1回ずつ行うときの組み合わせが何通りあるのかを、図や表を用いて順序良く調べる方法について考えを深めていました。

 どの授業でも、友だちの考えのよさを互いに知ることで、自分の考えを深めている様子が、見ていて伝わってきました。

 本日は、3名の講師の先生方をお招きして、それぞれの授業を参観していただき、授業後の研究協議会を通して、多くのことを教えていただくことができました。講師の皆様、ありがとうございました。

 今後の授業に活かし、釜南の子どもたちのよりよい学びにつなげていきたいと考えています。