考える力を伸ばし、課題を解決していくことは、これからの社会では必要だと言われています。

 

 4年生は、算数で直方体の見取図を作成しました。子どもたちは手前に長方形をかき、その後どうやって奥行きを表せるか、見えない辺や頂点を書くことができるかを考えていました。iPadを使うと指で見取図をかくことができ、修正もしやすいのです。互いにiPadで作成した見取図を見せ合い、話し合っていました。

 

 5年生は、社会で公害について学習していました。なぜ、公害が広まったのか、どのように解決すればよかったのかを、途中教員が声をかけながら、児童たちで議論し、考えを深めていました。

 

 2年生は道徳で「目に見えない、美しいものを考える」という授業をしました。教科書の文章を読み、文章に合ったイラストを提示しながら、子どもたちは「美しいもの」とは何かを、考えていました。

 

 

 学年や学習内容により、教員の声かけ方や支援の方法は違いますが、子どもが本来もっている「解決したいという気持ち」を、いかに引きだすことができるかということが、これからの教育には求められるように思います。

 今後も、授業力の向上をめざし、取り組んでいきます。