26日(金)13時40分から体育館にて、「卒業を祝う会」を行いました。約100名の保護者、ご家族の皆様にお出でいただきました。午前中の会場準備では、6年児童が自主的に動いている姿が見られ、今日の会への意気込みが伝わってきました。

 はじめの言葉のあとに、全体で「Jupiter」を合奏しました。それぞれの楽器の音色がたいへんきれいで迫力がありました。

 グループ発表では、まず「体育グループ」が、鉄棒、マット、跳び箱を披露してくれました。体育で学習したことがしっかりと身についていて、大きなフォームで素晴らしい技の発表でした。「合唱グループ」の曲は、「桜の下で」です。自分たちで工夫しながら計画的に練習を進めてきたそうです。とてもきれいな響きで、ジーンとくる曲でした。「書道グループ」は、「ありがとう」という文字を一人ひとりが心をこめて書きました。自分たちでつくった詩の中に、出来上がった「ありがとう」の文字を入れて作品は完成しました。最後にステージの上で披露しました。「市体育大会ダンスグループ」は、市体育大会で踊ったダンスを自分たちでアレンジしたそうです。リズムに乗って全身で踊っていました。声もよく出ていました。また、指先までのしなやかな動きがよく表現されていました。それぞれのグループ発表は、準備・片付けが実にすばやかったです。構成やBGMも自分たちで考えたそうです。

 全体発表では、お世話になった人の顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちをこめて谷川俊太郎さんの詩「生きる」を全員で群読しました。体育館のステージやフロアなどすべての場所を使って、大胆な展開でした。最後は全員がステージに上がって声をそろえました。

 保護者の方からは、映像のプレゼントがありました。運動会のソーラン節(練習場面)の映像が体育館の大型スクリーンに映し出されました。そのあと、6年間の思い出の写真が映し出されました。また、なつかしい先生のメッセージもありました。

 感謝の手紙では、学級代表の児童がお父さん、お母さんに感謝の手紙を読み上げました。

 「次は、校長先生の話です」のところで、「ちよっと待った」コールがかかりました。6年担任の先生と音楽専科の先生4人が「ひまわりの約束」という曲をギター、オルガン伴奏で歌いました。

 そのあとに、校長先生の話がありました。「卒業まであとわずかです。残り少ない小学校生活ですが、皆さんのことを慕っている1~5年生とのかかわりを大切にしてくださいね。」という話でした。

 感謝の気持ちが伝わったすばらしい「卒業を祝う会」になりました。