今回のクラスで取り組んでいることは、きれいなノートのかき方などを子どもたちに伝えることです。日々の授業の中で、基本的に子どもたちは教科書とノートを使って授業に参加しています。教科書にはその授業の内容が書いてあります。読んだり問題を解いたりすることに使います。ではノートは?

 ノートは問題の答えを書くためのものでもありますが、黒板に書いたこと(板書と言います)を書き写すことも行います。特に高学年になると、板書を丁寧に書き写しながら問題を解きます。そのノートのまとめ方も子どもたちによって様々ですが、統一して書くこともあります。先生たちは日々子どもたちのノートを見ながら、その授業で子どもたちがどんなことを考えていたのか見る材料としています。そして、分かりやすいノートの使い方をしている子どもをクラスのお手本にすることもあります。(文:矢吹)