節分には、「鬼は外!」「福は内!」と言って豆まきをして厄を払ったり、自分の年齢よりも一個多く豆を食べたりしますが、子どもたちに聞くと、最近は豆まきをする機会も少なくなり、豆まきよりも恵方巻を食べる文化が流行ってきているようです。節分の日の給食の献立は、恵方巻とまではいきませんが、「揚げ大豆」や「鰯の煮魚」が出され、より節分色を色濃くしていました。

 ピュアな心を持っている2年生の子どもたちに鬼なんていないように思いますが、子どもたちにも節分に自分が退治したい鬼がいるようで、鬼の塗り絵にその鬼を書き出し、学年掲示板に貼り出しました。子どもたちが書いた鬼の中には、「ちこくおに」「ゲームやりすぎおに」「なきむしおに」「びびりおに」「せいりせいとんがにがておに」「らんぼうおに」「わすれんぼうおに」などがありました。日頃、保護者の方や先生に言われていることがそのまま鬼になっている子もいて、子どもたちは自分が退治しないといけない鬼をよく分かっているようでした。しっかりと邪気を払い、3年生に向けて良い春が迎えられそうです。