夏休みが明けてすぐの8月29日・30日、4年生の音楽の授業に箏奏者の渡邊勝代さんと琵琶奏者の荒井靖水さんをお招きして、箏の体験指導をしていただきました。

 1日目は、箏クイズと馴染みのある曲「さくらさくら」の演奏体験をしました。

 クイズでは、箏は桐でできていること、箏の弦は13本あること、「龍」に例えて楽器の名前が付けられていること等を学びました。演奏体験では、実際に爪を付けてじっくりと箏に触れさせていただきました。回数を重ねるごとにだんだんと上達していきました。主旋律が演奏できるようになると、2人で合奏することにもチャレンジしました。友達と息を合わせて演奏することが難しそうでしたが、徐々にみんなの音が1つになってくると、とても楽しそうでした。最後に箏で「水」という曲や琵琶の古典演奏も聞かせていただき、真剣な表情で演奏に耳を傾けていました。

 2日目は、「紅蓮華」の演奏にチャレンジしました。

 前日に「さくらさくら」を経験していたので、演奏の姿勢や楽譜の見方はバッチリ!「紅蓮華」のフレーズを口ずさみながら、楽しく練習に取り組みました。飲み込みが早く、自信さえ感じられるようになりました。まとめの全員での合奏はとても素敵なものになりました。

  

 箏の体験授業の締めくくりとして、先生方の箏と琵琶とピアノによる「紅蓮華」のアンサンブルを聴き、和楽器をより身近に感じたようでした。

 子供たちにこのような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。