6月29日~30日に三浦宿泊体験学習へ行ってきました!

 保護者の皆様、出発式ではたくさんのお見送りありがとうございました。わくわく、楽しみにしている気持ちが伝わる出発式でした。「めりはりをつけること」と「自分で考えて行動してみよう」という2つのことを意識して、実行委員の掛け声とともに出発をしました。

 

 三浦に着いてすぐ、三浦漁港と直売所であるう「うらり」の見学をしました。三浦の町には、まぐろのお店がたくさんあることに気がついた子どもたち。「うらり」には、そんな三浦名物の「まぐろ」がたくさん売られていました。地元ならではの商品がたくさん並び、普段なかなか目にすることのないマグロの部位や、加工品に「おいしそう!」「食べてみたい!」と興味深い様子でした。漁港には、ちょうど遠洋から戻ってきたマグロ船が停泊しており、その大きさに驚いていました。

 YMCA横浜エコビレッジに着き、入村式では施設の方から施設の使い方や約束などお話を聞きました。昼食を済ませ、午後はシーカヤックの予定でしたが、波が高すぎたため、磯遊びに変更となりました。磯遊びでは、砂の造形を楽しんだり、体全体で波を感じたりして楽しみました。小さなカニや綺麗な貝殻、シーグラスなどを見つけて嬉しそうでした。 

 夕食を済ませ、夜は楽しみにしていたキャンプファイヤーで盛り上がりました。火の神からは、「友情」「めりはり」「思いやり」「団結」の4つの火を授かり、歌やゲーム、ダンスなどで大いに盛り上がりました。

 

 2日目は、ビーチクリーンと農業体験をしました。

 ビーチクリーンでは、施設の方から海にはどんなゴミが落ちているのかお話を聞きました。外国のラベルのついたペットボトルや、とても小さなマイクロプラスチック、ストローが海の生き物を苦しめていることを学習しました。実際に海に出てみると、いろんなゴミが落ちていることに驚きました。それらのゴミが土に返るまでには何十年、何百年もかかることを知り、美しい海の環境を守っていきたいと感想を話していました。

  

 農業体験では、「ブロ雅農園」にお世話になりました。

 「玉ねぎ」「ジャガイモ」「にんにく」の3つのミッションを体験しました。ちょうど食べ頃を迎えた「ナス」もおまけにいただきました。小さなジャガイモをたくさん詰める子、大きい玉ねぎを探す子、白いナスを求めて畑を彷徨う子。「何にして食べようかな。」と楽しそうでした。

 天候にも恵まれ、自然の中でたくさんの体験した2日間でした。いろいろな活動を通して「自分たちで考えて行動すること」「しおりを見て、次の活動の準備をすること」「声を掛け合って、めりはりをつけていくこと」など、様々なことを学んできました。これからの学校生活に生かしていけるように見守っていきます。