理療応用スポーツ分野(専攻科3年対象)

2021年10月1日(金)

先日、筑波技術大学大学院准教授 近藤宏先生を本校にお招きし、専攻科3年生を対象とする研修会を行いました。

今回のテーマは「スポーツ分野の手技療法―中高年スポーツ選手・愛好家を対象とした下肢のスポーツ障害に対するマッサージ―」、実技は主にアキレス腱炎へのオイルマッサージについてご講義いただきました。患者役の生徒がうつ伏せになり、近藤先生が患者の足を生徒と一緒に触察している様子の画像 患者役の生徒がうつ伏せになり、アキレス腱について説明される近藤先生と、それを注意深く聞いている生徒の様子の画像

最近は中高年の世代の方も健康に対する意識が高く、体操や運動をする方が増えています。寿命はただのばすだけでなく健康寿命をのばすことが大切なので、中高年世代の方の健康意識の高さは大変素晴らしいということが分かります。

一方で、中高年の方が運動をするにあたっては、ケガをしないように普段からのケアや入念なウォーミングアップを行い、無理をし過ぎないことなどの注意が必要です。特にふくらはぎは第二の心臓ともいわれ、運動だけでなく血液の循環にも大切な役割をしています。

超高齢化社会である日本では、鍼灸師も患者様のライフステージにあった健康指導や治療を身に着けることが大切であることを学びました。

大変勉強になった1日でした。どうもありがとうございました。

 

近藤先生 ありがとうございました!!