9月13日に本校の会議室にて特別支援教育総合センター研修(理療)が開催されました。講師は京都府にある明治国際医療大学学長の矢野忠先生です。

 今回の研修は「鍼灸手技療法の効果とそのメカニズム」というテーマでご講話頂きました。大型モニターを使用し、あはき療法(三療) の医学的有用性・有効性と可能性の基礎は皮膚にあるとの観点から、最新の皮膚科学の知見について紹介して頂きました。皮膚を外に飛び出た人体最大の「外臓(外に出た臓器の意)」と定義し、発生学的に神経や脳と同じ点から、「第3の脳」としての皮膚の働きの最新の知見をご紹介いただき、皮膚という脳を診察治療の場とするあはき治療の有用性について再確認できるとても有意義な研修でした。矢野先生、ありがとうございました!

 

大型モニターを使用し、表皮の構造について説明される矢野忠教授

 

職員研修後の写真です。講師の矢野忠先生、本校校長先生、専攻科職員。