バックナンバー【2016.4~8】
「 YSFH Diary 」本校教職員による日記形式のブログで、本校の日々の活動の様子を写真付きで紹介していきます。
更新状況は新着情報欄に表示されますので是非ご覧ください。(※更新順ではなく、日付順に並んでいます。)
東京理科大学 グローバルサイエンスキャンパス 海外研修
8月29日から9月4日 東京理科大学のグローバルサイエンスキャンパス海外研修に本校2年次生 柳原 幸哉 君が選抜され参加しました。ドイツ・キール大学やハンブルグ市のDESY(デイジー)研究所等で1週間に及ぶ研修を受け、幅広い国際性と先端科学について学ぶことができました。<2016/10/3>
日本進化学会 「第11回 みんなのジュニア進化学」
8月27日(土)に、日本進化学会高校生ポスター発表が東京工業大学大岡山キャンパスにて行われました。本校からはSLⅢ選択の3年生を含む7人の生徒が発表を行い、田中美花さんが優秀賞を受賞しました。他6人の生徒も奨励賞をいただきました。生徒たちは、自分の研究成果を積極的に発表し、専門家の方々からの質問にも自信をもって受け答えしていました。<2016/9/13>
優秀賞 田中美花「効率よく光合成できる透明な植物!?~ハオルチア・オブツーサ~」
奨励賞 渡辺葵乃「家庭で飲まれる嗜好性飲料の摂取によるハツカネズミの血糖値上昇の違い」
奨励賞 中武泰成「ラットは飼育下で自給自足生活をしてくれるか」
奨励賞 小原澤紗季「成分変化からみるトマトの生存戦略」
奨励賞 矢島茜音・千葉恒慶「コケの生存戦略~汚染された地域でのパイオニア植物~」
奨励賞 小澤晃弘「光量変化によるアントシアニン増加植物の開発」
日本生物学オリンピック2016 本選
8月19日(金)~22日(月)、筑波大学にて日本生物学オリンピックの本選が行われました。本校からは2名の生徒(武富巧くん、福江遼太朗くん)が出場しました。実験や観察の技術を高めたり、最先端の研究施設を見学できたりと、生徒にとっては貴重な体験となりました。武富くんと福江くんはともに敢闘賞を、さらに武富くんはセカンドスケッチ賞(周囲にある実験道具を駆使して正確な観察を試みた者におくられる賞)を受賞しました。<2016/9/13>
写真のURL www.jbo-info.jp/jbo/JBO2016/jbo2016-02.html
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)主催 「アジアサイエンスキャンプ2016」
8月21日から27日 インド・バンガロール J.N.Tata Auditoriumにて行われた「アジアサイエンスキャンプ」に本校2年次生 松尾 拓海 君が選抜され参加しました。
ノーベル賞受賞者や世界のトップレベルの研究者による講演、ディスカッションセッションなどにより、 参加生徒・学生が最先端の科学を体験し、また生徒・学生同士の交流を深めることができました。<2016/10/3>
高校生万葉短歌バトル2016 3位入賞
8月20日(土)、富山県高岡市で開催された高校生万葉短歌バトル2016において、本校文芸部のチーム「下駄箱」が3位に入賞しました。出場したのは、2年次の竹井いずもさん、中島玲菜さん、1年次の荒川音臣さんです。応募した全国60チーム以上から選ばれた、精鋭の8チームが本選を戦いました。バトルの勝敗は、それぞれが作った短歌と、それらに対する批評・議論とを総合してプロ歌人が判定します。本校のチームは、趣向を凝らした短歌とともに、論理的な批評を展開し、判者や観客を唸らせていました。
文芸部の生徒たちの短歌・俳句・小説・詩・研究などの取り組みは、蒼煌祭に出品する部誌『下駄箱』でご覧いただけます。理数科の学校ではありますが、文芸部の活動にもぜひご声援をよろしくお願いいたします。<2016/9/9>
第18回 関東地区高校生文芸大会 短歌部門 分科会賞受賞
8月18日(木)、本校文芸部の竹井いずもさん(2年次)が、栃木県で開催された関東地区高校生文芸大会に神奈川県代表の1人として参加し、分科会賞を受賞しました。この賞は、分科会ごとに出場生徒の投票で決定されます。詠んだ短歌の素晴らしさとともに、歌会で見せた、他県の生徒が詠んだ歌への深い理解や鋭い批評が評価されたものです。今後ともご声援よろしくお願いいたします。<2016/9/9>
スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会
8月10日(水)・11日(木)、神戸国際展示場にて平成28年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会が開催されました。本校は「飼料化へ向けた油分解微生物の分離」という研究テーマで発表しました。初日のポスター発表の審査の結果,全体発表校に選出され、審査委員長賞を受賞しました。あらゆる分野の研究者や他の参加校の生徒からアドバイスや新しい視点をもらい、今後の研究活動の刺激となりました。<2016/9/8>
高校生バイオサミット in 鶴岡 ポスター発表
7月31日(日)~8月2日(火)に「高校生バイオサミットin鶴岡」が、山形県鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所にて行われました。本校からは3研究が2次審査にすすみ、ポスター発表を行いました。3研究とも最終審査に残り、境美晴さんは科学技術振興機構賞、浜中祐弥くんは審査委員特別賞を受賞しました。生徒たちは審査委員の研究者の方々や他校の生徒たちとも議論を交わしながら、今後の研究活動につながるアドバイスだけでなく今後の研究活動に対する意欲をさらに高めて帰ってきました。<2016/9/7>
・境美晴(科学技術振興機構賞) 「麹菌の成長及びアミラーゼ活性における光応答」
・浜中祐弥(審査委員特別賞) 「飼料化へ向けた油分解微生物の分離」
・新井駿一,髙梨晴己「発光バクテリアの発光強度変化の解析・コロニー形状と発光強度の関係」
グローバルイシューリンクシンガポール2016 報告
平成28年7月22日(金)~7月27日(水)にシンガポールで開催されたGlobal Science Link(科学・技術分野のアイデアコンテスト)に本校から「グローバルスタディーズⅢ」履修生徒(3年次 中野裕夏さん、武藤実緒さん)が参加し、口頭発表を行いました。
アジア各国から参加した生徒のレベルの高い発表の中でも、本校の発表は審査委員の研究者の方々から高い評価を受け、中野裕夏さんはBest Presentation Award(最優秀賞)を受賞しました。<2016/9/7>
↑ Dr.Hirotaka Sato ↑ ポスターセッションの様子
「昆虫ドローンの研究」講演
↑ ベストプレゼンテーション賞(中野 裕夏さん)
学校説明会
7月23日(土)・24日(日)に、1日3回計6回の説明会を開催し、約2000名の参加者をお迎えして、夏の学校説明会がおこなわれました。常任スーパーアドバイザーの和田先生・特別科学技術顧問の小島先生のお話から始まり、思いを込めた校長の説明、そして職員・生徒一同、ホスピタリティーの精神で参加者の皆さんに対応させていただきました。また、生徒会事務局の説明や、委員会の学校案内ツアーも盛況に終わることができました。<2016/9/6>
SSH小笠原研修 参加報告
7月23日(土)~7月29日(金)、本校のSSH事業の一つである環太平洋生態系研究に沿って、小笠原諸島研修を実施しました。
今年度は、本校生徒4名と国内連携校(都立戸山高校)より2名の生徒が参加しました。独自の生態系を有する小笠原で、生徒たちは生物進化や環境の在り方を実地に調査し、その成果を研究としてまとめます。
客船「おがさわら丸」で片道24時間の旅程を経て、生徒たちはたくさんのフィールドワークに取り組みました。到着初日には、小港海岸の海岸森林調査と海岸測量を実施し、まさに植物種の「入り口」としての海岸の秘密を探りました。本校では、連携校とともに、小港海岸の測量データを経年的に収集しています。
現地二日目の朝には、現地海洋センターの協力指導のもとウミガメ研修を実施し、ウミガメの放流を体験しました。午後は、宮の浜へリーフチェックに出向き、浅瀬のサンゴ群落の様子や、バロニアなどの緑藻、水質などを調査しました。
現地三日目には旭山(父島)を、現地四日目には乳房山(母島)を踏破し、それぞれの山林における固有種や外来種の繁殖状況を一つ一つ記録しながら、それらの種の棲み分けや生存戦略について考察しました。
現地最終日には、父島よりボートで南島観察にでかけました。途中、イルカの伴走に恵まれ、そこで確かに生活する、野生のイルカのたくましさに強く心を打たれました。見ているだけで息を呑むほど美しい小笠原。生徒たちは「サイエンス」のものの見方、考え方を駆使して、その美しさの秘密に一歩また一歩と迫っていきました。次は、そこでの感動を、研究の成果報告を通じて、多くの学友と共有していくことを期待しています。<2016/9/6>
↑ 小港海岸林床調査 ↑ 海洋センターウミガメ体験
↑ 旭山湿性・乾性植物研修 ↑ 電信山遊歩道植生調査
↑ 母島湿性植物・固有種調査 ↑ 南島植生回復・貝化石調査
The Japan Neuroscience Society’s Inaugural Brain Bee Japan Championship 2016
The Japan Neuroscience Society’s Inaugural Brain Bee Japan Championship 2016 (日本脳科学オリンピック)は、2015年11月14日(土)に予選、2016年5月4日(水)に本選が開催されました。本校からは3年次 山田康平さんが予選を通過して本選に参加し、3位に入賞しました。2016年7月20(水)~22日(金)に行われた第39回日本神経科学大会で表彰を受け、世界各国から集まる専門研究者の方々から貴重な助言をいただき、国際的な科学者を目指す彼は、よい刺激を受けて帰ってきました。<2016/9/6>
↑ 第三位 山田康平さん
大西卓哉宇宙飛行士を打ち上げ前にみんなで応援しよう!(サイエンスセンター事業)
6月19日(日)羽田空港ANAの格納庫において「大西卓哉宇宙飛行士を打ち上げ前にみんなで応援しよう!」を実施しました。このイベントはこの度、ロシアのソユーズロケットで国際宇宙ステーションに向かうことになった元ANA操縦士の大西宇宙飛行士をサイエンス好きな若者で応援しようという企画で、神奈川県内在住または神奈川県内の学校に通っている小学校4年~中学校3年の希望者をYSFHが募集し、ANA・JAXAとの共催で実施したものです。
予想を超える多くのお申込みがあり、参加者は抽選となりましたが、参加された皆さんは最新鋭の旅客機を目の当たりにして、その迫力に圧倒されていました。<2016/6/22>
<内容>
・JAXA 大西宇宙飛行士について知ろう!(横浜サイエンスフロンティア高校生徒による解説)
・JAXA、ANA共同の宇宙教室と航空教室(ANA・JAXAの職員の方々による解説や体験)
・応援ボードとともに記念撮影(参加者の夢や宇宙に馳せる思いを大きなボードに書いたものをバックに撮影)
YSFHの生徒が宇宙でのミッションを説明しました。
気分はすっかり「宇宙飛行士」です。 最後にみんなで記念撮影をしました。
全公立展
6月18日(土)にパシフィコ横浜で行われた【神奈川の高校展スタートアップイベント 全公立展】 に参加しました。本校は会場中央にブースを構え、生徒ボランティアとともに学校紹介を行いました。今年度も多くの方が訪れてくださり、用意したパンフレットは8千人を超える方にお持ちいただきました。7月23日(土)、24日(日)に開催します学校説明会にもぜひご参加ください。より一層本校をご理解いただき、入学を目指してくだされば幸いです。学校説明会は7月1日(金)より、参加申込み受付開始です。お申込みをお待ちしております。申込み方法等の詳細は、こちらをご確認ください。<2016/6/22>
シンガポール国立大学数学チャレンジ Commendation Award(銅賞)受賞
5月22日(日)~5月28日(土)でシンガポール国立大学の附属高校であるNUS理数科高等学校が主催する「シンガポール国際数学チャレンジ2016」に4名の生徒(2年次2名、3年次2名)が日本代表として参加してきました。世界30か国から64校の参加があり、日本からは、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校、東京工業大学附属高等学校、立命館高等学校、国立奈良工業高等専門学校、石川県立七尾高等学校の5校が参加しました。
この大会は、各国から参加した高校生が与えられた数学の課題にチームで取り組んで答えを出し、英語で3回のプレゼンテーションを行います。数学と共通言語である英語を通じて世界レベルで切磋琢磨することにより、数学と英語によるコミュニケーション力を身につけることができる絶好の機会でもあります。
本校チームはCommendation Award(銅賞相当)を受賞し生徒にはメダルが授与されました。(日本からの参加校のうち、東京工業大学附属高校が同じくCommendation Awardを受賞しました。)また、各国から参加した高校生や開催校であるシンガポール国立大学附属高等学校(NUS理数科高等学校)の生徒と交流し、生徒の将来につながる人的なネットワークを広げることができました。<2016/6/14>
教員セッション打ち合わせ 大会開会式
本校生徒のプレゼンテーション 表彰式での本校生徒
文芸部全国大会出場&夏目漱石POPコンテスト優勝!
文芸部の部誌『下駄箱』が、第19回神奈川県高等学校文芸部誌コンクールにて教育長賞(県1位)を受賞いたしました。その結果により、今夏、2年次生の長谷川佐和さんが、第40回全国高等学校総合文化祭広島大会に県代表として出場する予定です。また、長谷川さんは、神奈川近代文学館主催の夏目漱石作品POPコンテストにおいても「朝日新聞社賞」を受賞しました。ご声援をいただけると、更なる励みになるかと思います。よろしくお願いいたします。<2016/6/3>
サイエンス教室Ⅰ「貝の化石を見てみよう」
日 時:平成28年5月8日(日)9:00~12:00
場 所:横浜サイエンスフロンティア高校環境実験室 他
参加者(対象者):小学校4年生~中学校3年生までの希望者60名
サイエンス教室は、SSHの指定を受けている本校が、横浜市のサイエンス教育を推進する目的で実施している、小中学生対象の体験型教室です。「貝の化石を見てみよう」というテーマで実施した今回のサイエンス教室には、当初の定員を大幅に超える60組の親子が参加しました。
サイエンス教室では、本校の生徒が講師となって授業を進めていきます。参加した小中学生たちは、クイズなどを通して、化石についての知識を深めていきました。後半はグループに分かれ、貝の特徴や、なぜそのような形に変化していったのかなどについて話し合い、事前に県内で採取した実際の化石を分類する作業を行いました。
貝のスケッチを使った説明の様子 実際の化石を使ったグループ活動の様子
サタデーヒューマンスタディーズ
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第1回 サタデーヒューマンスタディーズ
平成28年5月7日(土)9:00~12:00
国立極地研究所 田邊 優貴子氏
タイトル:「科学者への道のり、地球の果てで研究すること」
5月7日、今回の講演会では、南極の調査の時の様子や珍しい生物等、貴重な画像とともに丁寧な解説をしていただきました。また、大自然の中で生き抜いていくことができず、死んでいった小さなアザラシのお話など、自然界の厳しさや、命の大切さについても心に残るお話をしてくださいました。講演の中で、南極の氷の実物の解説をしてくださり、生徒全員で触ったり氷が融ける音を聞いたりもさせていただきました。
自分の高校時代に考えていたことや、大学進学から研究者になるまでの歩みも、経験をまじえてお話になり、質疑の時間には多くの生徒が質問をしましたが、一人ひとりの質問に丁寧に答えてくださいました。
最後に、生徒へ向けて「やりたいと感じたことを大切に進んでいってください。」とお言葉をいただき、生徒一同大きな拍手で講演会を終了しました。<2016/5/24>
南極の生物に関して解説をしていただきました。
30分以上、生徒からの質問に答えてくださいました。
開校記念講話
5月7日は「博士の日」、本校の開校記念日です。5月6日に和田昭允先生(常任スーパーアドバイザー)にご講演いただきました。創立の思いを確認し、未来を見据えて私たちの今できること、得た知識をどう智恵に変えて行動するかを改めて考える時間をいただきました。<2016/5/24>
棋道部個人戦優勝 全国大会出場
5月5日、棋道部2年次生 小谷美奈恵さんが、全国高校文化祭将棋部門神奈川県予選において、女子個人戦で優勝し、神奈川県代表となりました。全国大会は8月広島県で行われる予定です。声援よろしくお願いします。<2016/5/23>
タイ中学生の訪問
4月27日、タイ王国のNational Science and Technology Development Agency (NSTDA)のプログラムで、29人の中学生が日本の理数教育の現状を学ぶために来日し、YSFHを訪問しました。
栗原校長の「サワディー、インディートンラップスー横浜」に始まる挨拶の後、YSFHのサイエンスリテラシーやグローバルプログラムの説明、校内施設見学を行いました。その後、5つのグループに分かれてサイエンスリテラシーⅡの課題研究の様子を見学したり、簡単な実験を体験したりして過ごしました。
わずか半日の訪問スケジュールでしたが、サイエンスを通じて有意義な交流ができました。<2016/5/18>
【KYS Chamber Orchestraの訪問】
4月25日、昨年度に続き、2年次の海外研修先であるマレーシアの交流校Kolej Yayasan Saad (KYS)校が本校を訪れ、音楽交流を行いました。今年度はKYSオーケストラの生徒26名によって15曲が演奏されました。終盤では本校音楽部の生徒29名が加わり、総勢55名で3曲を演奏し、「音楽は世界を越える」ことを実感する1日となりました。次回は10月に本校2年次の生徒がKYSを訪問し、サイエンスと文化の交流をしてきます。<2016/5/18>
【第8回入学式】
「平成28年度 第8回入学式」が4月6日に挙行されました。新入生238名は、緊張した面持ちながらさわやかさを感じさせる姿勢で式に臨みました。
開校8年目の本校は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定校として、また、進学指導重点校としても、さらなる発展を期待される学校となりました。 本日入学した8期生が、 上級生とともに前進する横浜サイエンスフロンティア高等学校となるよう、応援・ご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。<2016/4/11>
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