「 YSFH Diary 」本校教職員による日記形式のブログで、本校の日々の活動の様子を写真付きで紹介していきます。

更新状況は新着情報欄に表示されますので是非ご覧ください。(※更新順ではなく、日付順に並んでいます。)

 

【水泳部 県大会決勝進出】

   6月23日(金)~6月25日(日)に開催された神奈川県高等学校体育大会水泳競技大会兼関東大会予選会(この大会は関東大会、インターハイへ続く唯一の県内予選会であり、高校生の県大会では最高レベルの大会です)で、本校水泳部生徒が以下のような活躍をすることができました。

2年次 青本 風羽
女子200m自由形 決勝進出 結果10位 2分11秒16
 泳ぎの速さは8位入賞選手を上回っていましたが、不得意なターンで追いつかれてしまい、 関東大会出場にあと一歩およびませんでした。しかしながら、予選、決勝と1日にベストタイムを2回更新する勝負強さを発揮しました。

            画面手前側 2年5組 青本 風羽
    

 

1年次 中西 梨予
女子200mバタフライ 決勝進出 結果10位 2分26秒46
 今大会4位の選手のタイムは2分20秒93。本人のベストタイムは2分20秒24なので、本来の泳ぎができれば県内で4位相当の泳力がありました。来年に期待したいと思います。
 

         画面向こう側 1年4組 中西 梨予

     

 

【文芸部 「俳句甲子園」地方予選 優勝】

 6月10日(土)、文芸部が第20回「俳句甲子園」の地方予選(横浜会場)において優勝しました。
 出場者は、2年次の成田叡賦くん、荒川音臣くん、小松透緒子さん、1年次の根本悠太郎くん、桑島知優さんの5名でした。部内での練習や、本校ならではの授業での学びを生かし、作品についてのディベートで特に力を発揮しました。
 この結果により、8月に愛媛県松山市で行なわれる全国大会に出場することになりました。引き続きご声援をよろしくお願いいたします。 

   

 

【平成29年度 体育祭】

  平成29年度体育祭を、6月9日(金)に開催いたしました。
 予報では天候の心配もありましたが、当日は晴天に恵まれ、多くの保護者のみなさま、ご来賓のみなさまにも観覧していただくことができました。
 今年度は、附属中学校の生徒とともにつくる初めての体育祭となりました。中学生をどのように迎え入れていくのか、体育祭実行委員が中心となり、話し合いや準備を重ねてきました。当日までの練習でも、応援団やダンスのリーダー役の生徒をはじめ、高校生が中学生をまとめている姿が見られました。
 そういったこともあり、例年に増して、白熱した一日なったように思われます。課題もまだ多くありますが、日焼けした生徒たちの笑顔が印象的な、にぎやかな体育祭となりました。

 

  

        応援団             高校1年次 クラス全員リレー

  

     高校2年次 綱引き           高校3年次 綱取り 

 

  騎馬戦 毎年、熱戦が繰り広げられます!    中学1年生 二人三脚 がんばりました!

 

【全公立展】

  6月3日(土)にパシフィコ横浜で行われた【神奈川の高校展スタートアップイベント 全公立展】 に参加しました。本校は会場奥中央にブースを構え、生徒ボランティアとともに学校紹介を行いました。生徒たちの説明は好評で、お褒めの言葉を多くいただくことができました。今年度も多くの方が訪れてくださり、用意したパンフレットは6500人を超える方にお持ちいただきました。

 7月22日(土)、23日(日)に開催します学校説明会にもぜひご参加ください。より一層本校をご理解いただき、入学を目指してくだされば幸いです。学校説明会は6月30日(金)より、参加申込みの受付を開始します。お申込みをお待ちしております。申込み方法等の詳細は、こちらをご確認ください。

 

 

【オープンスクール】

  5月27日(土)に開催し、本校の平常授業(平日の生活)を公開しました。朝9:00~夕方17:00まで、多くの方々に来校いただきました。来校者の合計は1603人で、昨年来場者数の倍を上回り、本校に興味・関心を持っていただいている方の多さを改めて感じた1日でした。

 中学校が開校したため、小学生とその家族の来校数が大幅に増え、もちろん今年も本校生徒の保護者も来校され、授業参観ムードもありました。放課後の活動では、サイエンス系の部活動の実験の様子や説明を熱心に見学してくださる姿もあり、部活動にも関心が高いことがわかりました。

 次回12月16日(土)のオープンスクールでは、例年通り、本校の特徴的な活動を公開する予定です。小・中学生、保護者、地域の皆様他、多くの方々のご来校をお待ちしております。

 

【9期生 第2回 サタデーサイエンス 2017】

  5月13日(土)、三菱重工業株式会社宇宙システム技術部の菊池宣陽様を講師としてお招きして、サタデーサイエンス第2回を本校ホールで行いました。三菱重工業が宇宙事業において担ってきた役割や、H-ⅡAロケット、H-ⅡBロケット、国際宇宙ステーションにおける日本実験モジュール「きぼう」の技術的なお話は、実際に内部で働いている方だからこそわかるもので、非常に好奇心を刺激されました。また、この先の時代に求められる宇宙事業や宇宙機器を、生徒たちに考えさせるディスカッションがあり、生徒たちのアイデアに菊池様が鋭いご意見をくださったり、逆に生徒のアイデアを会社に活かしたいというコメントもいただき、クリエイティブな時間を生徒と講師で作ることができました。

 宇宙事業においては、現在考えられたアイデアが実現するのは10年後になるため、未来を具体的に予想して、そこで求められるものは何かを考えることが大事であるそうです。それはどのようなことにも大切で、生徒たちが自分の将来を考える際にも、この先訪れる未来や、自分がやりたいと考えている仕事や研究などが、10年後どうなっているかを見据えて、今何をすべきか考えることが大事だと菊地様はお話になりました。

 最後の質問の時間では、多くの質問が出て、時間内に質問のできなかった生徒たちが多数おりました。彼らは講演が終了した後に出口で菊地様をお待ちして待ち構えて熱心に質問を続けました。

 また、最後の1人になるまで熱心に生徒の質問にお答えくださった菊池様には、今回の非常に貴重な機会をいただいたことに、心から感謝申し上げます。

 

 

 

【9期生 第1回サタデーヒューマンスタディーズ】

 4月29日(土)、上智大学 総合人間科学部教育学科教授・グローバル化推進担当副学長の杉村美紀先生を講師としてお招きして、「多文化化・多様化する社会と教育」をテーマにご講演いただきました。

 講演では多文化共生社会の例として、本校2年次生が研修旅行で訪れるマレーシアを取り上げていただき、4言語で記載された案内表示など、多民族国家における人々の生活の様子を、豊富な写真とともに提示していただきました。また、マレーシアの公立学校は、小学校が3つの言語別に分けられている一方で、中学、高校はマレー語の学校に統一されるという教育システムに触れ、多民族国家における文化の多様性への配慮と、国民統合の両立という課題について説明していただきました。そして日本における移民者数の推移と、外国人学校の種類、そしてそれらの学校が正規の学校としては認められていないというお話から、生徒たちは多文化共生と教育の在り方という課題は、日本にも存在しているということを認識しました。

 講演後は多くの生徒が挙手し、多文化共生、マイノリティの意識、フェアトレードなどについて質問をするとともに、解散後も数名の生徒が校長室を訪れ、先生の話に熱心にメモをとる姿が見られました。

 

 

 

【KYS Chamber Orchestraの訪問】 

  平成29年度も424日(月)に、2年次の海外研修先であるマレーシアの交流校Kolej Yayasan Saad (KYS)が本校を訪れ、音楽交流を行いました。KYSオーケストラの生徒29名によって15曲が演奏され、そのうち2曲は本校音楽部の生徒25名との合同演奏を行いました。今年度は音楽による交流のあとに、本校の茶道部と天文部との交流を行い、日本文化である茶道と本校ならではの天体観測を体験してもらいました。
  10月には本校2年次のマレーシア海外研修においてKYSを訪問し、研究発表と交流を行います。

 

 

   

 

 

 

 

【9期生 第1回 サタデーサイエンス 2017】

 4月15日(土)、本校スーパーアドバイザー藤嶋昭先生(東京理科大学学長、東京大学特別栄誉教授)をお招きして、「先人に学び、次の科学を発展させる」というテーマで、1年次生(9期生)最初のサタデーサイエンスを本校ホールで行いました。「光触媒」やその応用例を紹介していただきながら、この先の科学技術の発展を担う人物として大切なことは、好奇心を持って世界の不思議を探り、理科に囚われず古典にも積極的に親しみ、広い視野と深い感受性を持つことであると、先生はご自身の生き方から示してくださいました。最後の質疑応答では、質問したい生徒たちの行列がずらり。先生には、生徒たちの質問一つ一つに対して丁寧に答えていただき、質問者にはなんとサイン入りのご著書のプレゼントまでいただきました。先人から学んでいくことの大切さを教えていただいた9期生たち。藤嶋先生の薫陶を受ける機会をいただいて、サイエンス生としての生活がスタートしました。

 

 

9回高等学校入学式

 「平成29年度 第9回入学式」が4月6日(木)に挙行されました。新入生238名は、緊張した面持ちながら堂々とした姿勢で式に臨みました。
 開校9年目の本校には、附属中学校が開校され、新たな幕開けといった爽やかな風が流れています。そのなか、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)とスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定校として、また、進学指導重点校としても、さらなる発展を期待される学校であることは変わりありません。 入学した9期生が、 上級生・中学生とともに新たな道を切り開く横浜サイエンスフロンティア高等学校となるよう、応援とご協力、そしてご支援をよろしくお願いいたします。

  

 *栗原校長挨拶                *新入生決意の言葉

 

 *1年次担当職員紹介             *2年次生・3年次生による校歌紹介

 

【平成29年度 着任式・始業式】

  4月5日(水)、翌日に高校の入学式を控え、着任式・始業式には、2・3年次生が出席しました。加えて、最前列に附属中1年生も並びました。

 着任式では、高校・附属中に着任した26名の教員・事務職員が挨拶をしました。附属中が開校したこともあり、着任者がステージにずらっと並ぶと、その数の多さに生徒からは驚きの声が聞こえました。生徒・教職員双方にとって、多くの新たな出会いが良い刺激になり、学校生活を充実させることでしょう。

 

 

 始業式では、校長は改めて「品性高潔にして、博学篤志であれ」という校訓について触れ、特に高校2・3年次生に向けて、附属中を含めた先輩としての自覚を促しました。

 

 

 

附属中学校開校記念式典・入学式

  4月1日(土)、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校の開校記念式典・入学式が、執り行われました。 

 開校記念式典には、林文子市長をはじめ、市議会の皆さま、企業・地域の皆さまなど、100名を超えるご来賓のご臨席を賜りました。

 教育長の開校宣言に始まり、林市長からは、横浜が小さな漁村から発展した歴史に重ね、附属中の未来へ期待を込めたご挨拶をいただきました。ご来賓代表の市議会議長梶村充様は、サイエンスの力を備え、グローバルに活躍する若者を育てる本校への評価を伝えてくださいました。また、和田昭允常任スーパーアドバイザーより、本高校の生徒に一貫して示してくださっている、「知識」と「智恵」の大切さをお話しいただきました。

 厳かな雰囲気の中、新入生たちは緊張の面持ちでしたが、来賓の皆さまのお話を真剣な眼差しで聞き入る様子がとても印象的でした。

 最後に、高校の在校生が校歌を披露しました。附属中の校歌は高校と同じ「知の開拓者」です。指揮・伴奏も在校生が立派に務めてくれました。

  続けて挙行された記念すべき第1回入学式は、学校長のことばから始まりました。附属中の校長は、高校の校長である栗原峰夫が兼任します。高校と附属中が一つになって新たな驚きと感動を創造していくことを目指し、高校と同じ校訓「品性高潔にして、博学篤志であれ」を大切にする。学校長のことばは、本校の精神を伝えるものでした。

 また、高校の在校生を代表して、生徒会事務局長が、先輩らしく経験談も交えながら歓迎のことばを述べてくれました。

 次に新入生の誓いのことばを新入生代表生徒が述べました。まだ顔にあどけなさも感じられましたが、その姿勢は先輩に負けないほど本当に堂々としていました。本校の文化祭である「蒼煌祭」に来場した際の感動も織り込んで、これからの学びへの期待と意欲がひしひしと伝わってくる誓いのことばでした。

 岡田教育長、本校PTA(附属中の開校に伴いYSF-PTAと改称)会長からも温かいお言葉を頂戴し、祝福にあふれた入学式となりました。

 音楽部の演奏に送られ、担任の先導により退場していった新入生80名の顔は、決意に満ちていました。

 *林市長挨拶

  

 *和田常任スーパーアドバイザー挨拶    *開校宣言授与

     

 *岡田教育長挨拶                                    *新入生誓いのことば