バックナンバー【2015.9~12】
「 YSFH Diary 」本校教職員による日記形式のブログで、本校の日々の活動の様子を写真付きで紹介していきます。
大きな行事から身近なささいなことまで幅広く取り上げていきますのでお楽しみに。
【SGH研究「ワンワールドフェスティバルfor Youth 」ポスターセッション一般審査人気投票賞受賞!】
12月26日(土)に大阪国際交流センターで行われたワンワールドフェスティバル for Youth のポスターセッションに参加しました。応募25チームの中から第一次審査通過12チームの1つに選ばれ、本選に参加となりました。「グローバルスタディーズII」を履修している6名でチームをつくり、食糧危機の一つの解決策として昆虫食のイメージの改善方法をテーマにポスターセッションをしました。多くの来場者から今後の研究に役立つ質問をしていただき、実り多い体験となりました。
一般審査人気投票賞を受賞し、中央の舞台で来場者に発表する機会をいただきました。<2016/1/12>
【 神戸市立葺合高等学校との交流発表会開催】
12月25日(金)神戸市立葺合高校を訪問し、交流発表会を開催しました。正面玄関では温かく歓迎していただき、感激しました。本校からは「グローバルスタディーズII」を履修している2年生6名が、葺合高校からは国際科1・2年生の有志32名が参加しました。
葺合高校は食糧ゴミの問題、フィンランドの教育から学ぶ教育方法、台湾と中国の歴史的関係などについて、日本語の発表と英語の発表を交えて行いました。チームで協力をして研究を行い、実際に食糧ゴミの問題を解決するために、カフェテリアでクッキングコンテストを開催する提案など、行動に結び付いた研究は本校生徒にとって学ぶことが多くありました。
本校の生徒6名は、和紙作りの効果的な継承、エコツーリズム、SNSの安全で効果的な利用方法、持続可能な食糧資源としての昆虫食など各自のテーマについて発表を行いました。葺合高校の生徒から活発に質問があり、今後の研究に役立つ質疑応答となりました。グループディスカッションでは各設定テーマに分かれ、日本語と英語でディスカッションを行い、意見交換をする貴重な機会となりました。
SGH指定校と初めての交流する機会を持つことができ、お互いの研究についての質疑応答を通して、探究活動を続けるにあたり、有意義な時間となりました。<2016/1/12>
【SSHオーストラリア・タスマニア研修】
平成27年12月10日(木)から15日(火)までの5日間、「SSHオーストラリア・タスマニア 海外研修」に本校生徒3名と教員2名が参加しました。
昨年までの屋久島、石垣島・西表島・沖縄本島、小笠原、三宅島、相模湾での北半球太平洋岸生態系調査に続いて、生物進化としても古くゴンドワナの名残を残す南半球での調査が研修目的です。時間の制約の多い中、かつ、国立公園内での生物に触れる制限の大きい状況で仕事分担し手際よくデータをとるチームワークを見せてくれました。現地の研究者とのディスカッションも英語で行う貴重な体験も持つことができました。これから解析結果を情報発信していきます。
<2016/1/12>
【数学交流会】
12月14日(月)本校にて、第12回数学交流会を開催しました。海城中学校より生徒12名、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校より11名の生徒が参加しました。午前の校内案内ツアーのあと、午後より研究発表を行いました。
海城中学校からは情報オリンピックの予選問題についての考察「プログラムの計算量」から始まり、「オイラー線について」「連分数とペル方程式の関係」「三角形の合同条件が3つに集約される理由」「順位の変化指数と分布」の発表がされました。本校からは、「三角形の面積の分割」「計算ミスによって導かれた興味深い漸化式」が発表され、意見や感想が交換されました。
中学生から高校生までの学校内容に差はあっても、どの研究も自分のスキルに応じた数学の手法をしっかり活用し研究されており、聞いていてもわくわくするような発表でした。また、継続的に研究が期待できるものばかりで、次回の発表も楽しみにしたいと思います。
<2015/12/24> |
【Sunburst Youth Camp】
シンガポール政府からの招待で本校生徒4名と立命館中学校・高等学校の生徒4名が12月13日~19日にSunburst Youth Campに参加しました。アジア11か国の生徒と寝食を共にし、チームビルディング活動を行ったり、ブースを作り、日本文化を紹介しました。最終日には各国が自国の文化のパフォーマンスを行い、日本チームは空手とソーラン節を披露しました。このキャンプに参加することによって、各国の生徒との友情を育み、グローバルリーダーの資質を高めることができました。 <2015/12/24> |
【第13回高校生科学チャレンジ(JSEC2015)】
12月12日(土),13日(日),日本科学未来館にて「第13回高校生科学チャレンジ(JSEC 2015)」の最終審査が行われました。過去最多となる255研究作品の中から最終審査に臨むファイナリストに残ることができるのは上位30チームであり,本校からは2研究がその狭き門をくぐりぬけ,ファイナリストに選ばれました。さらに,同じ高校から2つの研究がファイナリストに選ばれただけではなく,2研究ともに賞をとるという快挙を成し遂げました。また,2名の生徒は,来年5月にアメリカのアリゾナ州フェニックスで開催されるIntel ISEF(インテル国際学生科学技術フェア)の日本代表にも選ばれています。<2015/12/24> (左)朝日新聞社賞 「カイコ絹糸腺抽出セリシンの取得と動物細胞培養素材への応用」 3年 藁科友朗さん (右)科学技術振興機構賞 「わ和輪~培地における麹菌のコロニー形成~」 3年 山本実侑さん
|
【学校説明会】
10月31日(土)、約1000名の参加者を迎え、秋の学校説明会がおこなわれました。 夏の学校説明会の内容に加えて、夏以降の本校生徒の成果や具体的な入試情報をお伝えすることが出来ました。 今回の来校者数は過去最高を記録し、本校への関心の高さがうかがえます。本当にありがとうございました。 さて、具体的な生徒の活動や報告は12月12日(土)実施のオープンスクールで行います。是非、説明を聞くだけでなく、実際に体感してください。 お待ちしております。 <2015/11/5> |
【「WRO Japan 2015 オープンカテゴリー」にて日本一に!】
9月20日(日)、BumB東京スポーツ文化館にて行われた「WRO Japan 2015」のオープンカテゴリーに出場したチームPOd (競技者:本校生徒 2年次 山田 季弥、升田 尚幸、三賢 洸介 コーチ:本校教員 綿貫 巌)が日本一にあたる「最優秀賞」を受賞し、 世界大会の出場権を獲得いたしました。 最優秀賞は今年度から、その場で本校のために急きょ決まった賞です。 WROは自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストで、 世界中の子どもたちが各々ロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競います。 その中のオープンカテゴリーとは事前に与えられたテーマに沿って設計・デザインしたロボットを、プレゼンテーションするものです。 ぜひ、「サイエンスリテラシーII」の課題研究の成果を発揮して、世界一へチャレンジしてほしいと思います。 <2015/10/13> |
【日本植物学会第79回大会 高校生研究ポスター発表】
9月6日(日)、新潟コンベンションセンターにて、日本植物学会第79回大会が行われました。 本校からは、SLII生命科学分野より3演題、環境分野から2演題の発表を行い、 2年次生 米田美桜さん 舛村康成さんが最優秀賞、2年次生 田中美花さん 3年次生中尾遥奈さんが優秀賞を受賞しました。 最優秀賞 米田美桜・舛村康成 「タヌキモ属のウサギゴケは土の中で微生物を捕食する?!」 優秀賞 田中美花・中尾遥奈 「特殊な形の細胞が強光・乾燥地での光合成の鍵!? ~透明な細胞をもつハオルチア・オブツーサの工夫~」 生命科学分野植物コースを指導してくださっている 名古屋大学・基礎生物学研究所 中川知己博士に感謝申し上げます。 (※左の写真は、戸部博 植物学会長(京都大学名誉教授)と受賞者) <2015/9/16> |
【WRO Japan 2015】
9月20日(日)にBumB東京スポーツ文化館にて行われるWRO Japan 2015のオープンカテゴリーに、 本校生徒、山田季弥さん、升田尚幸さん、三賢洸介さんの三人が選抜されました。 この大会は自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストで、 世界中の子どもたちが各々ロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競います。 その中のオープンカテゴリーとは事前に与えられたテーマに沿って設計・デザインしたロボットを、 プレゼンテーションし、優秀チームは世界大会へ参加できます。 是非、「サイエンスリテラシーII」の課題学習の成果を発揮して世界大会へチャレンジしてほしいと思います。 <2015/9/4> |
【第5回 高校生バイオサミット in 鶴岡】
自然科学部3年生の山本実侑さんが「文部科学大臣賞」、藁科友朗さんが「慶應義塾賞」を受賞しました。 二人の研究発表は、とても高い評価を得ることができました。「文部科学大臣賞」は、昨年の内田瀬奈さんに続く快挙です。 研究テーマ (左)山本実侑さん 「培地における麹菌のコロニー形成」 (右)藁科友朗さん 「カイコ絹糸線タンパク質の物性の解析と動物細胞培養への応用」 <2015/9/4> |
バックナンバーはこちら
・2014年12月分 ・2015年1~3月分 ・2015年4~8月