本校職員による日記形式のブログで、本校の活動の様子を写真付きで紹介していきます。

更新状況は新着情報に表示されますので、ぜひご覧ください。

2回サタデーサイエンス

57日、第2回目のサタデーサイエンスが行われました。

今回ご講演してくださったのは、生徒たちがサイエンスリテラシーでもご指導をいただいている、特別非常勤講師の中川知己先生です。講演のテーマは「植物に学ぶ隣人との究極の付き合い方~役に立つ役に立たない研究~」でした。

長年に渡って中川先生が研究をされているマメ科植物と根粒菌の相利共生のお話をはじめとして、植物と微生物の関係性から「他者とどのように付き合えば良いのか?」という人生の問にまで発展するお話をしていただき、生徒たちは非常に興味を持って聴いていました。

また、講演の最中に中川先生から生徒への発問があり、それに対して生徒から活発な意見や多くの質問が出ていました。中川先生は生徒のそれらひとつひとつに対して丁寧に解答や助言をしてくださり、生徒たちにとって大変充実した講演会となりました。

今回も講演後の質疑応答では時間の制約によって途中で打ち切らなければならないほど生徒から質問が出ており、生徒たちの熱心な様子が見られました。今回の講演や先日のサイエンスリテラシーでお話しいただいた内容をきっかけに、これから始まる研究に向けて意欲的に取り組んでほしいと思います。

 

除幕式・開校記念講話が行われました

 5月6日、開校記念講話に合わせて「和田昭允記念ホール」の除幕式を行いました。浅島先生、小島先生、永瀬校長、横山生徒会長で除幕を行い、お祝いをしました。

 その後、生徒に向けて放送で開校記念講話が行われました。

 永瀬校長からは、「博士の日」を開校記念日としたことに込められた思いと、鶴見工業高校を卒業した方々からの期待について話がありました。また、浅島先生からは、和田昭允先生が本校の開校にあたって、日本を代表するような研究者の方々にご協力を依頼してくださるなど、大変ご尽力いただいたことについてお話がありました。最後に小島先生より、開校当初のことをお話しいただくとともに、「水を飲むときは井戸を掘った人を忘れない」という言葉の通り、和田昭允先生のご功績を忘れてはいけないとお話ししていただきました。

 開校に関わった人々の思いを再確認し、開校当初からの理念を深く知る機会となりました。

除幕式1除幕式2

1年次生(14期生)校外研修

 4月28日に1年次校外研修を行いました。本イベントは今年度初の試みで、卒業生によるパネルディスカッションと、みなとみらい地区でのフィールドワークの2部構成でした。

 第1部となる卒業生によるパネルディスカッションでは、3名の卒業生が本校の学校行事を中心に自らが体験してきた3年間を熱く語ってくれました。SLなど本校独自の活動については大学へ進学してからも役に立つことばかりで、他の高校では味わうことのできない貴重な体験だったと語っていました。質疑応答のコーナーでは14期生からの多岐にわたる質問にもひとつひとつ丁寧に答えてくれて、卒業生の本校への愛を感じました。話の中で3人からしきりに出てきたキーワードとして『仲間とのつながり』があげられます。行事ではもちろんのこと、普段の生活や学習活動などでも仲間と協力して取り組めたことは良い経験だったと語っていました。

 早速第2部では14期生たちが仲間と協力してみなとみらい地区のフィールドワークを行いました。「科学」、「文化」、「国際」、「芸術」、「歴史」の5分野から各班でテーマを考え、みなとみらい、新港、山下町などへ繰り出しました。代表グループによる活動報告会はどのグループも工夫を凝らして、短時間ながらもとてもインパクトのある報告をしていました。最初は少し緊張も見えた生徒たちでしたがフィードワークを終えてからはどの班も打ち解けていた様子でした。14期生最初のイベントで『仲間とのつながり』の大切さを学ぶと同時に感じることができました。

 

 

【浅島サロン始まりました】 東京大学理学部の伝統を引き込んだ知識と知恵の泉

 本年度も1年次の生徒を対象に、本校の常任スーパーアドバイザー浅島誠先生が「科学に対する真摯な向き合い方」や「学ぶ意義」について生徒と活発な意見交換をしてくださっています。浅島先生の長年の経験からくるさまざまなお話に生徒たちは刺激を受け、自らの目標を立てたり、今までの取組を振り返ったりする貴重な機会になっています。

 各クラスを2分割して20人程度の少人数で実施することによって、密度の濃い時間を過ごすことができています。浅島先生は7月までの間に12回のサロンを開催し、1年次生徒全員と交流を持つ予定です。

 

 

【第1回サタデーサイエンス】 藤嶋昭先生特別講演

  416日、第1回目のサタデーサイエンスが行われました。このイベントは、1年次生を対象に、大学や企業の方が様々なテーマでサイエンスについて講演をしてくださるものです。

今回は本校スーパーアドバイザー藤嶋昭先生(東京大学特別栄誉教授、東京理科大学栄誉教授)で、テーマは「科学を楽しく」でした。藤嶋先生は、光触媒の第一人者で、ご自身の研究が認められるまでの苦労や光触媒が身近で使われている例をお話してくださいました。新幹線の喫煙室の消臭・除菌、車のサイドミラーや家の外壁などで使われていることなどをうかがい、生徒達はみな興味をもっていました。

 他にも、光触媒がコロナウイルスにも効果的であることや、水をきれいにする研究など現在も研究をされているというお話も、生徒達の心に残ったようでした。

 

今年度も生徒達の質問がたくさん出ており、制限時間のために途中で止めなければならないほどでした。先生も一人ひとりに丁寧に答えてくださいました。藤嶋先生のご講演で刺激に受け、それをこれからの高校生活にいかしてもらえることと思います。

              

 

令和4年度 第14回入学式

 「令和4年度 第14回入学式」が4月8日(金)に挙行されました。新入生238名は、緊張した面持ちながらさわやかさを感じさせる様子で式に臨みました。

 校長より入学許可を宣言され、「校訓である『品性高潔・博学篤志』の精神のもとに学校生活を送り、高校、附属中の生徒と教職員が一つになったチームとなろう」と式辞を述べました。

 そして、新入生代表の清水光麗さんが「自分自身の目標と未来に向かって、仲間と切磋琢磨しながら、努力し、学び続けること、進み続けることを誓います。」と誓いの言葉を述べました。

 本日入学した14期生が、 上級生とともに前進する横浜サイエンスフロンティア高等学校となるよう、応援・ご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。 

*式辞を述べる校長             *誓いの言葉を述べる新入生代表 清水光麗さん

 

令和4年度 着任式・始業式

   47日(木)、翌日に高校・附属中学の入学式を控え、着任式・始業式が行われました。本来であれば、アリーナにて高校2年次生・3年次生・中学2年生・3年生と教職員が一同に会して令和4年度をスタートしたいところでしたが、感染症感染防止対策として、ホールからの中継を教室につないでの式となりました。

 着任式では、高校・附属中に着任した教職員26名の紹介と、年次・学年担当職員の発表がありました。

 

 始業式で永瀬哲校長は、社会教育家 後藤静香の詠んだ「第歩」という詩を朗読し、目標設定の大切さを伝えました。そして、「覚悟の『第一歩』を踏み出して少しずつ目標に近づいてほしい。」とサイエンス生への期待が述べられました。

           「第一歩」    後藤静香(せいこう)

           十里の旅の第一歩

           百里の旅の第一歩

           同じ一歩でも覚悟が違う

           三笠山にのぼる第一歩

           富士山にのぼる第一歩

・生徒に向けて熱く語る校長                              同じ一歩でも覚悟がちがう

                                                                    どこまで行くつもりか

                                                                    どこまで登るつもりか

                                                                    目標がその日その日を支配す

 

本校ホールが「和田昭允記念ホール」と命名されました

スーパーアドバイザー和田昭允先生のご功績を長く顕彰するために、この4月から本校の交流棟にあるホールの名前を「和田昭允記念ホール」と命名します。

 和田昭允先生は、本校開校前から小島謙一先生とともに学校の柱となる教育理念の形成に力を注ぎ、高校生に本物のサイエンスを体験させたいという熱い思いでこの学校の骨格を作ってくださいました。本校の校名に「サイエンス」と入っているのも、先生のサイエンスに対するこだわりの現れです。

 13年前、先輩のいない1期生のために道しるべとなるような各分野の研究者の方々に声をかけてくださいました。現在のスーパーアドバイザーである方々も、和田先生から声をかけていただかなければ本校に関わってくださることはなかったかもしれません。また、科学技術顧問の方々も、和田先生が関わっていらっしゃる学校ならば、という理由でご就任くださった方が大勢いらっしゃいます。

 本校はサイエンスに特化したユニークな学校として、公立学校ではありえない環境で学校生活が送れています。これも和田先生のご尽力によるところが大きいことは関係者一同異論のないことから、ホールの命名に至りました。

 

 なお、プレートの作成に際しては後援会のご支援を受けております。

修了式・退任式

325日(金)修了式が行われました。後期に発表することができなかった数々の表彰が発表され、校長からそれぞれの賞状や副賞を受け取った生徒たちは、誇らしげにそれぞれの賞を掲げています。

そのあと、今年度で退任する教員5名の退任式が行われました。退任にあたってサイエンスでの思い出を語ったり、生徒たちへ「それぞれの今やるべきことを間違わないよう、身近にあるチャンスを逃さず、努力を惜しまずにそれぞれの夢に向かって励んでください」との言葉を残したりしてくれました。生徒たちは感謝の花束をそれぞれの先生に渡していました。

また、そのあとの修了式では校長から、前常任スーパーアドバイザー和田昭允先生の「本物のサイエンスをやれる学校にしたい」との熱い思いが伝えられました。生徒たちは校長の話を真剣に傾聴していました。その熱い思いを胸に横浜サイエンスフロンティア高等学校でたくましく成長してほしいと思います。

 

3Dプリンターコンテスト最優秀賞が決定

3月25日(金)に、3Dプリンターコンテストの最優秀賞の発表と表彰を行いました。このコンテストは、創立100周年を迎えた株式会社京三製作所様より2017年に3Dプリンターを寄贈していただいたことからスタートしたものです。4回目を迎えた今年度は、「本校校章の3D化」をテーマに作品の募集を行いました。生徒たちは本校の校章のデザインが持つ意味をリサーチするとともに、そこに自分なりの解釈も加え、普段見ている2次元の校章が側面や裏面から見たらどうなっているかを3DCADソフトで具現化していきました。

本校教員による一次審査の後、最終審査は京三製作所の本社で行われました。本校科学技術顧問である島添敏之上席フェロー、本校の校章をデザインしていただいた岩崎修一信号事業部・技術企画部次長をはじめ計4名の方々による厳正な審査の結果、最優秀作品が決定しました。

Possibility」というタイトルがついた最優秀作品(下写真)には、物理や化学、生物をモチーフにした要素を加えることで、あらゆる分野を学べる本校の校風と、本校で学ぶ生徒の可能性が表現されています。表彰式当日は、最終審査を担当していただいた京三製作所の4名の方に来校していただき、島添上席フェローより、トロフィーと賞状、副賞の図書券を直接授与していただきました。

 

附属中学校 卒業証書授与式

3月24日(木)附属中学校の卒業証書授与式が行われ、やわらかな春光が差し込む中、附属中学校第3期生80名が卒業しました。

日本で初めて緊急事態宣言が発令されたのは2020年の18日でしたが、3期生はそのとき中学1年生でした。だんだんと様々なことが制限されていく中でも、生徒たちはできることを工夫し、様々な取組を続けてきました。その継続的な取組が、より一層卒業生を大きく成長させてきたのだと感じました。

 

校長の式辞の中では「中学校義務教育が修了することにより、自分の意志で物事を選択するときがくる。高校生になったら、責任をとれる選択をしてほしい。」との話がありました。4月より、横浜サイエンスフロンティア高等学校第14期生として入学する卒業生たちには、その言葉を胸に学校生活で自分自身を磨いていってほしいです。

 

実験生物慰霊式

3月23日(水)に、本校の中庭に設置されている慰霊碑の前で実験生物慰霊式を行いました。本校の課題研究授業「サイエンスリテラシー」や理数系の部活動などでは、植物や微生物などをテーマとした研究や実験も行われます。実験生物慰霊式は、本校が関わるすべての生命に目を向け、生徒の研究者としての意識、倫理観の醸成を図ることを目的としています。昨年度に続き、今年度も、感染症対策として、参列する人数を制限して行いました。

 当日の式は、サイエンス委員の司会で進められ、生徒会副事務局長の開会あいさつの後、小島謙一特別科学技術顧問より、慰霊碑が設置された経緯や、研究者として動植物や微生物など全ての生命に感謝と哀悼の意を表すことの大切さについてお話がありました。式の最後には理科調査研究部の生徒による献花と、参列した生徒・教職員による黙とうが行われました。

 

課題研究発表会「ysfFIRST

3月23日(水)、本校主催の課題研究発表会「ysfFIRST」を開催しました。本校からは2年次生のSLⅡ(課題研究)の最終発表で優秀者に選ばれた20名が発表しました。発表はオンライン会場で行われ、県内外の高校からも参加があり、研究発表や質疑応答が活発に行われました。特別科学技術顧問の小島先生や横浜市立大学の先生方から多くの質問や助言をいただき、今後の研究について参考となりました。オンラインでのメリットを生かし、対面では交流が難しい遠方の学校の生徒たちとディスカッションができたことで、有意義な研究発表会となりました。