毎朝、朝の会で『今日の献立』を給食係の人に読んでもらっています。

今日の献立に、子どもたちの大好きな『鶏肉の竜田揚げ』が出ました。

 

子どもたちに、「竜田揚げって、どんな料理」と聞いてみました。

すると、子どもたちから「唐揚げに似た料理」と返ってきました。

 

続けて、子どもたちに、『唐揚げと竜田揚げって、見た目はよく似ていますが、何が違うのかな?』と聞いてみました。

 

すると、子どもたちから『肉についているのが違う?』と返って来ました。

『なるほど、よく気づいたね』と話しました。

『それなら、それぞれ何が付いているの?唐揚げには?、竜田揚げには?』と聞いてみました。

子どもたちから、『う~ん?』

それは難しかったようです。

 

答えは、唐揚げは、主に鶏肉に小麦粉をまぶして揚げたものです。現在は鶏肉にしょうゆやにんにくなどで下味をつけてから衣をまぶしますが、もともとは小麦粉をつけて素揚げしたものが唐揚げと呼ばれていました。
それに対して、竜田揚げは、主にみりんやしょうゆで下味をつけた鶏肉に片栗粉をまぶして揚げた料理です。竜田揚げの「竜田」は、紅葉の名所で有名な奈良県の北西部を流れる竜田川が由来といわれています。

 

唐揚げは、『小麦粉』、竜田揚げは、『片栗粉』になります。

 

ちなみに、子どもたちにどちらの方が好きかと聞くと、「どっちも好きだけど、唐揚げかな」と返ってきました。

そんなことを思いながら、おいしく給食をいただきました。