YSM講演会 DeNA S&Cディレクター 四角純哉氏
DeNA S&Cディレクター 四角純哉氏 講演会
2024年12月24日にDeNAベイスターズのトレーナーチームのディレクターである四角純哉氏をお迎えして、講演会を行いました。
講義テーマは
1.外からは見えないDeNAベイスターズが目指す未来
2.DeNAベイスターズのトレーナーチームについて
3.四角純哉氏のヒストリー
1.外からは見えないDeNAベイスターズが目指す未来
四角氏は、DeNAベイスターズの「Vision」「Mission」「Value」について話してくださりました。これらは、チームとして全員が共通の目標を持ち、何を大切にしているかを明確にするための基盤となっていると説明されました。
2.DeNAベイスターズのトレーナーチームについて
DeNAベイスターズのトレーナーチームについて、「GoodからGreatへ」という言葉が提示されました。ベイスターズは、Greatなトレーナーを目指すために、トレーナーの存在自体を「チームの一員」として考え、さらに「心身ともにタフであること」を重視しているとのことでした。その上で、パフォーマンスを明確に定義し、パフォーマンスアップに向けた練習やトレーニングを選手の課題に合わせて提案をされています。さらに、トレーナー同士や選手・コーチとのコミュニケーションを重ねながらトレーニングのプログラムを作り上げているそうです。
3.四角純哉氏のヒストリー
四角氏自身の経験を通じ、「物事を決めるには、感性、知識、経験のバランスが重要」とのメッセージが伝えられました。年少時は感性が大きな割合を占めるが、年齢を重ねるにつれて、このバランスは変化し、経験や知識がより大きな割合を占めていくと説明されました。そして「心理的安全性が確保されたコンフォートゾーン」を年齢とともに広げていくことの重要性も語られました。そのために、新しい環境に踏み出す「ラーニングゾーン」の価値についても語られ、自分を成長させるために、あえてラーニングゾーンへ飛び出すことの大切さを説明してくださりました。
参加者した生徒からプレーヤーとしてパフォーマンスを向上させることや将来トレーナーになるためにという主体的な目線でいくつか質問をしている姿がありました。
生徒たちの成長に大きくつながるいい機会となりました。