R-body代表取締役 アスレティックトレーナー 鈴木岳.氏 講演会

1220()に講演会が行われました。

今回はR-body代表取締役の鈴木岳.氏にご講演いただきました。

 

 ご自身のスポーツやビジネスの中で培われてきた考え方を経験とともに熱い言葉で伝えていただきました。自分や自分の経営する会社が「どうなりたいのか」「なぜそうしたいのか」を持つことで自分の将来のビジョンやミッションを明確にし、信じることができるとお話しいただきました。また、生徒から「まだビジョンやミッションを明確に持てていないがどうやって決めていけばいいのか?」という質問に対し、「可能性があるものをとことん本気でやってみる。やってみたうえでダメなら変えて次を一生懸命またやる」と心強い一言でお答えいただきました。

 R-bodyで鈴木氏が取り組んでいる「トータルコンディショニング」では医療・コンディショニング・トレーニングを相互に連携して行うことを重視しており、起業当初から信念をもって続けることで、東京オリンピックの選手村で採用されるまでになったお話を聞かせていただきました。また、トップアスリートだけでなく、地域の人々のライフパフォーマンスを高める取り組みについても興味深い様子で聞いていました。

 選手として部活動に取り組んでいる生徒たちに、トレーナーになるうえで大切なことは、「自分の種目を最後まで全力でやり抜くこと」「周りの人との声かけに気を付けること」と教えていただきました。まずは目の前のことに全力で取り組むことができるようになっていってほしいと思います。

 トレーニングやコンディショニングはトップアスリートだけの問題ではなく、いろいろな世代の人に必要とされていることです。健康に対する注目が高まっている今だからこそ、トレーナーの未来は明るいと感じる講演会でした。

 

講演会で方の可動域を確認している様子