スポーツ科学 研究発表会(12月17日)

  

目的

運動やスポーツに関する様々な疑問を探し、すでに述べられている研究結果の確認や独自の視点から疑問を解明していく。

また、研究結果を発表し、互いに聞くことで、様々な観点からの見方があることを知り、質疑応答により、更に内容を深めるための研究につなげられるようにする。

 

この日に向けて、スポーツ科学Ⅲの授業では1学期のテーマとグループ決めから始まり、実験、データ収集、資料作りと、十分とはいえない時間の中で生徒一人一人が責任感を持って活動をしてきました。

発表内容は、まだまだ深めることができることでしょう。しかし、何をするにも計画や打ち合わせの大切さ、一人では難しいけれど仲間と取り組めば成しえたことの充実感は深められたと思います。

また、当日の運営に向けて、ディレクターや司会をはじめ、一人一役を担いました。当日もほぼ生徒たちで発表会を運営しました。このようなことも単にスポーツだけではなく、様々なことを学んできた結果と思います。

 

発表会は、各班の発表終了後の質疑応答では1年生や2年生から多くの質問をもらい、学年の枠を超えてスポーツマネジメント科が一体となった瞬間でした。

そして、来賓として横浜市教育委員会とNSCAジャパンからご出席いただき、講評では横浜市教育委員会の方から発表技術の高さについてもお褒めのお言葉をいただきました。

最後にテーマを発表順に挙げさせていただきます。

発表テーマ

①硬式野球における投手の投球数が身体に与える影響 ~肩とハムストリングスに注目して~

50m 60m を走った時の 50m地点でのタイムには違いは出るのか

③ドリンクの糖分量が距離走に及ぼす影響

④声の影響 ~声を出すことによって体力テストの記録は向上するのか~

⑤卓球は先に仕掛けなかった場合よりも先に仕掛けた場合の方が得点率は高いのか

⑥室温、服装の違いによる跳躍高の差

⑦視覚が与える各競技の可能性

⑧カフェインの摂取によってバットのスイングスピードは変わるのか

⑨チームルーティンのすすめ

⑩超速球トレーニングによるバントの成功率の変化

 

生徒の言葉

 

今年度のスポーツ科学発表会は、新型コロナウイルスで思うように活動できないなか、どの班も計画を立て、やり切ることができました。

完成度の高い発表ばかりで、3年間の集大成にふさわしい発表会だったと思います。

今回関わってくださった方々、ありがとうございました。

31組 生徒代表 西村元希