1年GLの授業では、インドネシアのバリ島より、第1回目のオンライン研修を受けました。

講師は一般社団法人Earth Companyの藤本亜子さんです。藤本さんご自身は23歳の時にアフリカゾウをご自身の目で見に行く機会があり、そのゾウ達が象牙を狙った密猟や生息域の喪失
により絶滅が心配されていることを知り、このような問題に対し、自ら何か行動を起こすことができないかと考え、Earth Companyで働くことを決めたそうです。
 
また、「インド独立の父」とよばれるマハトマ・ガンジーの言葉、「見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい」という言葉に影響を受けたとのことです。
今回のオンライン研修では、SDGsの学びを深めるだけではなく、人の痛みに「共感」し、問題解決に向けて「実際に行動を起こす」ところまで学びを深めることを目標としています。
 
「自分たちの発言で研修をより深めていこう」をキーワードに、オンラインのチャット機能を使うことによって、みんなが積極的に行った発言をクラス全体で共有できるように工夫し、み
んなが参加しているという一体感を感じることができました。
事前学習としてインドネシアについて、さまざまな課題をグループで調べてきましたが、その中の「パーム油問題」については、パーム油を生産するアブラヤシ農園の開発に伴って起こっている
森林破壊やオラウータンの絶滅危惧や生物の多様性の破壊、について詳しく知ることができました。
次回のオンライン研修では世界の課題解決のために活躍する活動家について学びながら、また生徒たちの積極的な取り組みが期待できそうです!