★第50回卒業式
R7.3月19日(水)
皆さんこんにちは。今日は第50回の卒業式でした。子どもたちの思いが伝わる、とても素敵な卒業式でした。6年生はもちろん、在校生代表の5年生もとっても素晴らしい態度で式に臨み、お祝いの気持ちを態度で表現して伝えることができました。
子どもたちが卒業の歌に選んだのは2曲。「変わらないもの」と「旅立ちの日に」。いい曲を選んだなあと思います。そう、自分たちで、この曲が歌いたい、と選んだ歌でした。山崎明子さん作詞作曲の「変わらないもの」の初めのフレーズは、「あなたがいて わたしがいて 振り返れば笑顔がある・・」で始まります。そして終わりは「君と出会った幸せを かみしめながら歩いていこう 1年先も 10年先も 変わらない想い これからもずっと」で締めくくられます。6年生の子どもたちは、仲間と共に本気で頑張る、、ということを学年目標にして、総合の学習、運動会、修学旅行、たてわり活動、クラスでの授業などなど、様々な場面で本気の思いと仲間と共に創り出すことを頑張ってきました。難しいこともあって、うまくいかないこともあって、言い合いになったこともあって、でも、目指したいことを同じにして頑張った子ども達。そんなプロセスを経て、子どもたち同士の絆はとても深いものになっていました。そして、そうして結ばれた絆を誇りに思うようになっていました。そんな子どもたちの様子を1年間見てきましたので、この歌を選んだことにとても納得がいきました。本当に素敵な詩です。自分たちの足跡を振り返りながら、心から、精いっぱい歌っていた子どもたちでした。小嶋登さん作詞・坂本浩美さん作曲の「旅立ちの日に」も、今や卒業式の定番になりましたが、子どもたちが選ぶだけの理由はちゃんとありました。2番の歌詞に「懐かしい友の声 ふとよみがえる 意味もないいさかいに 泣いたあの時 心かよった嬉しさに 抱き合った日よ みんな過ぎたけれど 思いで強く抱いて・・・」というフレーズがあります。子どもたちの歌声を聞きながら、子ども達の姿が思い出されて、胸がグッときました。
そして、1年生から5年生までのみんなによる卒業生を送る会も見事でした。どの学年も思いを込めたメッセージやパフォーマンスを送りました。お祝い行進は本日雨雪のため校内で行いましたが、6年生の子どもたちは、みんなに手を振られながらお祝いを受けていました。感激して泣いてしまう子どもたちもいました。1年間、最高学年として、たてわりや様々な行事のリーダーとして存在してきた6年生への思いはどの学年も格別なものがあるようです。縦のつながりは温かい心とつながる心を育んでいました。
卒業生の皆さん、卒業おめでとう!台小で学んだことを忘れずに、これからも未来に向かって大きく羽ばたいてくださいね!