R7.3月4日(火)

 皆さんこんにちは。今日は3年生が、社会科の「昔と今を比べて」の学習で七輪体験を行いました。この単元の最初のころ、昔は不便、昔はスピードが遅い、昔はキツイ仕事、昔は・・・と否定的なイメージをもっていた子どもたちですが、洗濯板体験をしたことで、昔の生活への印象がずいぶん変わりました。昔は丁寧に仕事をしていた、昔の人の知恵ってすごい、時間はかかるけどその分、気持ちが晴れ晴れする、みんなで協力しながらできることがたくさんある、ちょっとずつ便利なものを発明していったのってすごい、生活が変わるとまちの様子も変わっていくのかもしれない、などなど、素敵な気付きがいっぱいでした。今日は七輪を使い、炭で火を起こしてお餅を焼いてみました。火をどうやって起こすかということは、子どもたちにはやはり知っていてもらいたい、できれば体験して味わってもらいたい、体験から今と昔の生活を比べ、まちや横浜市の変化とつないで捉えていってほしい。そんな担任たちの思いがありました。

 子どもたちは、今日も学校に来てくださった地域ボランティアの皆さんに教えてもらいながら七輪で火をおこしました。なかなか難しいのは時に火種をつくること。乾燥した杉の枝をつかうといいんだよ、といったことも教えてもらいながら、今日は新聞紙で着火させました。

 お餅を金網においてしばらくたつと、「いい匂い!」「わくわくする!」「七輪ってすごい!」「火ってやっぱり大事だね」とあちこちから子ども達の声がしました。そして、ふくれたお餅は、何もつけずに味わいました。お米のにおいがするね、炭で焼くとこんなにおいしいの⁉などなど、シンプルだからこそわかるお餅のおいしさを味わっていました。今日も体験を通して学ぶ3年生でした。