R7.2月26日(水)

 みなさんこんにちは。昨日、6年生の巣立ちの会が行われました。保護者の皆さん、地域の皆さん、学校運営協議会の皆さん、教職員が招待され、6年生は感謝の気持ち、一人ひとりの成長、そしてこれからの決意を伝えました。
 オープニングは全員合奏です。体育館のはじからはじまで楽器が配置され、その中で86人全員で音やリズムを合わせて合奏するのはとで難しいのですが、見事な合奏を聞かせてくれました。気持ちが一つにならないとできないことです。素晴らしかったです。
 次は各クラスの総合の取組の発表でした。自信をもって堂々と発表する姿に、本気で取り組んできた自分たちの総合!という自負と自信を感じました。そしてその次のメニューは、なんと、みんなで遊んで体と心をほぐしましょう、と仲間づくりゲームでした。中学校に行こうよ🎵の仲間づくりゲームです。集まったら自己紹介するので、一気に距離が縮まりました。6年生と招待された大人がまざりあっての仲間づくりゲームは、本当に気持ちが柔らかく、温かくなりました。こういうゲームをここで入れるとは恐れ入りました。ナイスアイディアですね。
 気持ちがほぐれたあとは、一人ひとりの小さい時の写真を映しながらこれからの決意を伝えてくれました。練習の時はなかなか言葉にするのが難しかったようですが、本番までの時間、自分と向き合い、気持ちを表現する言葉を見つけたそうです。自分の言葉で伝えている堂々とした姿に、6年間の成長を感じ、感動しました。
最後は先日音楽朝会で発表した『ぼくら また』の合唱。これから行き先は別々になるけど、今度会ったときには語り明かそう、いまはグッバイだけど、、、という歌詞に、この歌をみんなで選んだという子ども達の気持ちが伝わってきました。今のこの気持ち、伝えた感謝や決意の言葉と気持ちをずっと忘れずに、自分の心の芯としてもち続けてほしいと思います。
 地域を代表して、地域コーディネーターの松尾さんが言葉を贈ってくださいました。コロナ禍でもできる事を考えながら精一杯頑張っていたこと、学校をリードしていたこと、台小農園や味噌大根の思い出、たくさんの地域の人たちと関わりながらいろんな活動をしてきたことなど、子ども達の心に響くお話、そしてエールをいただきました。松尾さん、ありがとうございました。
 自分たちで一から創り上げた巣立ちの会。自分たちで考え、決め、練習し、ちゃんと届くように、伝えられるようにとみんなで協力し、本気で創り上げできたその過程での姿、そして本番での姿は、6年間の学びの積み重ねから生まれたものだったと感じました。
 卒業まであと15。一日一日を大切に。そして、最後の集大成として、自分たちで創った!と自信をもって言える卒業式を創り上げてください。応援しています。