11月29日に3・4年生を対象とした防災教室がありました。

消防署の方々が学校に来てくださり、仕事の話や消火器体験、煙ハウスの体験などを行っていただきました。

体験はとても貴重で、学校での学びをさらに強化してくれます。

知識として「煙は上に行くので床の近くで避難した方がいい」と知っていても、

煙体験をすると、「本当だ―」「すごいあっという間に真っ白」などの声をあげていました。

自分が見たことでないと、「本当だ」という実感がどうしても薄くなってしまいます。

3年生の社会の学習で「消防」について学びます。

そこで「消防署では早く消火活動をするためにどんな活動や工夫をしているか」を考える内容があります。

今回の体験では、特別救助隊の消防車(通称 横浜レンジャー:YR)にも来てもらって中の装備などを見せてもらいました。

その中である児童が、「どうして服と靴が一緒になっているんですか?」と質問をしました。

見ると脱いだ形のままのズボンと靴が。

特別救助隊の方は「こうすることで、少しでも早く着替えをして出動できるようにしているんだよ。」

と答えてくれました。その後、消防服を着せてもらい、その重さや着脱の大変さを実感し、

「早く消火活動をするための工夫」を学ぶことができました。

教科書では、言葉で学んでもここまでの深さで学ぶことはできません。

本当に貴重な体験でした。消防署のみなさま、ありがとうございました。敬礼!