タイトルからお話が連想できるかと思います。

そう、「大きなかぶ」です。

廊下を歩いていると、大きな音読の声が聞こえてきました。

「うんとこしょ どっこいしょ」「とうとうかぶは ぬけました」

などの力強い音読の声が響いていました。

音読に合わせ動作化(実際に掘っているまねをする)のがとても上手です。

おそらく生活の中でかぶを抜く経験などないでしょうし、犬が人間をひっぱるなどのファンタジーの設定にもかかわらず、そのような描写に見えてくるのがおもしろいです。

さてそんな「大きなかぶ」ですが、親子で分かる話の一つではないかと思います。

気になって調べてみると小学校1年生の国語の教科書に最初に掲載されたのは、

昭和29年(1954年)学校図書発行のものだそうです。(国立国会図書館HPより)

約70年間、小学校1年生が読んでいることになります。

親子どころではなく3世代・4世代にわたるものだったんです。

昔から変わらずに受け継がれているお話の代表格ですね。

夏休み、一緒に音読などいかがでしょうか。