11月19日(日)に新治小を拠点とした地域防災訓練が行われました。

自治会の方々が準備をし、ここを拠点にしている地域の方々が集まりました。

訓練は、地区ごとにポイントを回る形でした。

消防の服を着て放水訓練。

実際の防災トイレの確認。

トイレの水に使う、プールの水をポンプで送る訓練。

防災倉庫にあるカッターや油圧ポンプ、発電機の確認。

テントを広げ、実際の避難を想定する。

貯水槽から水を出すことを確認。

全てではないですが、上記のようなことを行いました。

子どもたちも何人か参加し、防災への意識を高めていました。

被災した後は、「自助・共助・公助」と言われています。

公助は、被災状況によっては、どのくらい・いつ・いつまで助けてもらえるかはわかりません。

そうすると大切なのが今回の訓練で行った「共助」の部分です。

 

大きな地震などの天災はいつ来るかわかりません。だからいつ来てもいいように訓練をするのです。

学校では避難訓練を定期的に行っています。

ただし、できるのは「避難」までしかありません。

実際の災害では、避難したあと、長期にわたって避難生活を送ることになります。

そしてそれが大変だとの聞きます。

 

今回の訓練を通して、たくさんのことに気づきました。

と同時に、人間は忘れてしまうことも改めて思い知らされました。

東日本大震災から12年。今の小学生は誰も経験していません。

だからこそ、大人がしっかりと次の世代に防災を意識できる心を伝えていきたいものです。