6/19(月)に今年度第一回目のスマイル健康会議(学校保健委員会)が開催されました。

今年度のテーマは「そうじ」です。

クラスのアンケート結果を示して、ついついそうじを怠けてしまう心のなかのモンスターを紹介していました。

友達がそうじをしていないとそれに追随してしまう「ツラレマン」

そうじに使ったものなどをそのままに放置してしまう「やりっぱ」

学校のそうじの時間だけでなく、家での時間にもたくさん出てきそうなモンスターです。

クラスでの話し合いでは、そうしたモンスターに負けないための工夫や掃除用具の使い方、汚れがたまりやすいところなどを話して、今年度のクラスのそうじのめあてを考えていました。

 

話は変わりますが、国際理解などの時間を通して、様々な国の学校について知る機会があります。

外国との比較を通して、日本の学校のオリジナリティを感じることもあります。

その一つがそうじの時間です。

他の多くの国の学校では、そうじの時間がありません。

そうじは仕事の一つですので、専門的な方々が行うので、子どもたちは行わないという形が多い気がします。

そんな話を聞くと、子どもたちは「え~、いいな~。」と口にします。

「できればそうじをしたくない」という気持ちが根底にあるのだろうと思います。

一方、ワールドカップなどの舞台では、試合後のゴミ拾いをするサポーターが賞賛される報道を目にします。

そこでゴミ拾いをする方たちは、学校でのそうじの時間を経験した方々でしょう。

 

学校でのそうじ。一人ひとりがめあてをもって取り組んでもらいたいです。