5月20日の1年生のSS(サイエンススタディーズ)では、基礎生物研究所の研究員で高校のSLのアドバイザーをしている中川先生のお話を聞き、これからの研究に向けて、たくさんのヒントをいただきました。そして、1枚の植物の写真を見て、中川流アイディアの見つけ方(「1、違和感をみつける」「2、核心を見抜く」「3、戦略を立てる」)にそって、実際に課題を考え、発表してみました。大勢の人が勢いよく挙手をし、自らの考えを積極的に発表しようとする態度に、中川先生も驚くほどでした。お話の後には、中川先生の育てている植物を観察するだけでなく、たくさん触れさせていただきました。ここでも「違和感」から何かが生まれようとしていました。

 「考える力を鍛える」ことの楽しさを知るきっかけとなる時間となりました。これから取り組む課題研究に期待が膨らみます。