2024年3月28日(木)~29日(金)の2日間にわたって「つくば国際会議場」で、【サイエンスアイディアコンテスト】として開催されました。今年度は海外を含めた日本各地より、306チーム延べ2144名が参加して盛大なイベントになりました。本校からは3年生のサイエンススタディーズより9チーム35名、2年生から2名の生徒が課題研究の成果を発表しようと参加しました。

 1日目には、フロアポスター発表があり、本校からは8チームが266チームの生徒の中で活発な意見交換を行いました。並行してブースポスター発表、サテライトプレゼンテーションも行われ、それぞれに1チームが口頭発表を行いました。2日目にはLeo Esakiホールで国際的に活躍する科学者・研究者の前で発表できる「オーラルプレゼンテーション」が行われました。ここでは、38.25倍の倍率で審査を通過した8チームが選ばれ、高校生の発表が続く中で附属中3年の1チームが「Vertical Plunge」というテーマで回転翼機が垂直降下する際の挙動を制御するアイディアを発表し、審査員特別賞を受賞しました。

また、英語ポスター賞第3位には「Nyctinastic Movements in Leguminous Plants: the Effect of Temperature changes, and Environmental Adaptation」というテーマでオジギソウの休眠行動と条件について研究したチームが受賞しました。ブースポスター賞には『色字共感者はどのような法則で漢字に色を見るか』をテーマに研究したチームが受賞しました。国内外からの沢山の参加者の中で各チーム、個人は今まで取り組んできた課題研究の成果を堂々と、英語で発表しているチームも多く、その姿はこれまでに取り組んできたサイエンススタディーズでの学びの深さをよく表していました。