はじめに ~中高一貫教育の導入~ 

 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校は、平成21年4月に「学問を広く深く学ぼうとする精神と態度を培いながら、生徒一人ひとりが持つ潜在的な独創性を引き出し、日本の将来を支える論理的な思考力と鋭敏な感性をはぐくみ、先端的な科学の知識・智恵・技術、技能を活用して、世界で幅広く活躍する人間を育成する。」ことを教育理念に開校しました。

 平成22,27年度にスーパーサイエンスハイスクール、平成26年度にスーパーグローバルハイスクールの指定を国から受け、特色ある教育活動を進めています。「知識と智恵のサイクルによる学び」を体感した生徒たちは、国際科学技術コンテストや研究発表等で、活躍とともに自らの進路希望の実現など、各方面から高い評価を得ています。

 これらの教育をより一層、充実・発展させ、グローバルリーダーたる「サイエンスエリート」の育成を進めるとともに、公立の中高一貫教育に対する市民ニーズに応えるため、同校に中高一貫教育を導入することとしました。