本日、9月1日は防災の日で、本校も総合防災訓練を行いました。震度7の地震が発生し放送機器が使用できなくなり、火災も発生したという想定のもと、避難連絡班による児童及び校内の安全確認と情報伝達訓練を行いました。校庭への避難訓練も予定していましたが、雨のため延期とし、後日、学年ごとに実施します。

 訓練終了後、学校長から次のような話がありました。

「今日は、地震で放送が使えなくなったことを想定した訓練でした。今日9月1日は、全国一斉の防災の日で、全国でたくさんの学校が防災訓練を行っています。なぜ9月1日が防災の日なのでしょうか?理由は2つあります。1つは、今から約100年前の1923年9月1日に関東大震災という大地震があり、横浜や東京などの関東地区で死者や行方不明者が10万人以上というものすごい被害があった日だからです。2つめは、9月1日は立春から数えて210日で、昔から台風や天候の崩れが多い日として恐れられていた日だからです。大きな地震や台風、大雨などで被害にあわないように、この日を防災の日として訓練をするようになりました。地震は、いつ起きるかわかりません。登下校中だったり、遊んでいる時だったり、寝ている時だったり、突然、起こります。地震が起きたときは、まずは落ち着いてまわりをよく見て、机の下に隠れたり、倒れそうな物から離れたり、自分自身で自分の命を守る行動をしてください。決して慌てて道に飛び出したりしないでくださいね。避難するときは、おかしも(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない)の約束を必ず守りましょう。自分の命を自分で守る行動ができるように、この後のクラスごとのお話を真剣に聞き、学年ごとの校庭への避難に真剣に取り組んでください。」。