学び隊の生産活動、真っ盛り
学び隊の生産活動、真っ盛り!
本校学び隊の、最近の活動の様子をお伝えします。
学び隊は、毎週火曜日・金曜日、朝7:20頃から約1時間活動しています。
農家の横山 正美 さんにお借りしている畑は、約300坪。今育てているのは、ミニトマト、トマト、ピーマン、キュウリ、ナス、ジャガイモ、トウモロコシ、スイカです。正美 さんが講師となって農作業のやり方を教えてくださるので、まさに「農業実習」の朝練です。
6月15日(金)の朝は、「トウモロコシが虫に食べられないようにする育て方」を教わりました。トウモロコシの穂先(トップ)には雄花が伸びており、風に吹かれたときに花粉が飛び、雌花に付くようになっています。受粉した結果トウモロコシの実ができるのですが、何個か実が付き始めたところで穂先の雄花を摘むと良いのだそうです。そうすることによって雄花に虫が寄って来なくなるので、結果的にトウモロコシの実は虫に食われないですむということです。
この時期は、キュウリやナスが収穫期を迎えています。ミニトマトも、色付き始めました。作業中の畑からは、次のような会話が聞こえてきました。
「先生ね、一番ナスが好きなんだ。」そう子供に語りかけていたのは、石○先生。その横で「○○さんのナス、もう(収穫しても)いいと思うよ。」と友達に声をかけている子供。「おうい、○○さんのトマト、わき芽とった?」といった会話も聞かれます。なんと微笑ましい光景でしょうか。
▲ 学び隊の子供たちにこの時期のトウモロコシの育て方を伝授する、横山 正美 さん。
▲ ミニトマトを収穫する子供。
▲ ミニトマトその1。品種は「アイコ」。とてもジューシーです。
▲ ミニトマトその2。品種は「イエローアイコ」。「アイコ」に続いて開発されました。とってもフルーティー。
▲ 穂先の雄花を摘み取ったトウモロコシ。こうすると、実に虫が付かないそうです。
▲ 実が付き始めたトウモロコシ。品種は「ゴールドラッシュ」。今、とてもおいしいと評判の品種だそうです。
▲ ナスが伸びてきたので、棕櫚(シュロ)ひもで支柱に結びます。
▲ 色つやの良いナス。品種は「千両2号」。昔から育てられているポピュラーな品種だそうです。
▲ ピーマン。品種は「京緑」。形が良いのが特徴で、料亭などで出されるそうです。
▲ スイカ。品種は「大魔神」。大玉スイカで、皮が黒くなるのが特徴だそうです。
▲ キュウリ。品種は「夏涼み」。病害虫に強く、食味が良い品種だそうです。
▲ ジャガイモ。品種は「きたあかり」。色が黄色くて、甘みがあるのが特徴だそうです。
これから夏に向けて自分が育てた野菜が次々に収穫できますが、それは「いずみ野小学校学び隊」ならではの、最高の喜びですね。引き続き、大切に育ててください。
