2月4日(土)

 横浜市総合文化祭「横浜市小学校児童音楽会」の当日がやってきました。

 桜木町駅に降り立った6年生から3年生までの特別音楽クラブのメンバーは、会場となる神奈川県立音楽堂を目指して紅葉坂を登って行きます。振り返るとランドマークタワーと大観覧車コスモクロックが青く澄んだ冬の空の下、陽の光を反射して輝いています。

  会場には、午前の部に出演する14校が集まっていました。出演校のうち、合唱が12校、金管合奏が1校、そして器楽合奏は第二小だけです。

 素敵な合唱のハーモニーを味わいながら出番を待ちます。

 「プログラム13番、港南台第二小学校・・・・」さあ、いよいよ本番の晴れ舞台です。ピンと張り詰めた空気が子どもたちを包みます

 演奏曲目はグスタヴ・ホルスト作曲の組曲「惑星」より『木星(ジュピター)』です。二拍子から四拍子そして三拍子へ、ハ長調からニ長調、変ロ長調へと曲の中で目まぐるしく変化します。

  12月途中から、寒い早朝集まり、放課後や休み時間も使って練習を重ねてきた子どもたち。

 難しい拍の間合いや強弱がぴったり合います。

 そしてコーダの最後の音が大きなアクセントをつけて終わります。

 静寂の後、ひときわ大きな拍手が会場から送られました。

  ほっと息を吐く子どもたち。

 音楽会本番の舞台で、今までで一番いい演奏ができました。どの子の顔も、達成感にあふれ、どんなものより素敵に輝いて見えました。