5、6、7組の花壇に植えているミニトマトとトマトの苗が大きくなってきました。

苗が大きくなったら、トマトの『わき芽』をとらないといけません。

茎と葉の付け根の部分から出てきた新しい芽を、『わき芽』といいます。 『わき芽』をそのままにしておくと、芽が生長することに養分が使われてしまいます。 一つひとつの実を大きく生長させるためには、余分な『わき芽』を取り除くことが必要です。 この作業を『芽かき』ともいいます。

わき芽の根元を親指と人差し指でしっかり挟み、ポキっとひねるようにすると簡単に取れます。 細かい作業のため、素手がおすすめです。 わき芽を取ったあとの切り口から、雑菌が入るとトマトが病気になってしまうため、事前に手をきれいに洗ってから行うと良いということです。

 

このことについて、子どもたちに話しました。すると『そんなことするんだ!』『農家の人もそんなことしているのかな?』の声がありました。

良い質問です。農家の人たちもやっている作業です。おいしいトマトをたくさん作るために、その『わき芽かき』作業を大量に行います。それは、人間にしかできない作業です。

 

5年生の社会科の学習で『農家の人々の工夫や努力』という項目があります。

机の上で教科書を読むだけでなく、そのようなことを実際に体験することで、身に染みて、『農家の人々の工夫や努力』を感じることができたような気がします。

子どもたちにも、たくさん、おいしいトマトがとれるように、実際に『わき芽かき』をさせたいと思います。

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